以前、ユーザー便宜の為に導入された 「帰属アイテム臨時取引システム」 悪用事例が紹介された。

[2.0] 知人，レギオンPTが恐ろしい！臨時取引トリックに注意！

それ以降、このシステムを悪用した事例は多く、論議を醸し出しているが、これとは違い、
去る 8月 8日、公式ホームページのメインに多くのユーザー達の胸を暖かくしてくれた
二人のユーザーの事情が上って来た。

去る 8月 8日、公式ホームページメインに紹介された二人のユーザーの事情

thisisgame では、二人のユーザーを尋ねて簡単な話を交わして見た。

●ソードウィングの装備を見て 「ルドラのプレートアーマー」 を渡したシールドウィング

パーティーで険難なパシュマンディル寺院を攻略して、最終ボスである
「封印された暴風のルドラ」 からヒーロー等級アイテム 「ルドラのプレートアーマー」 が出た。

プレート着用職業であるシールドウィングとソードウィング ユーザーがサイコロを転がし、
サイコロに勝利したシールドウィング ユーザーがアイテムを獲得した。

しかし、シールドウィング ユーザーはソードウィング ユーザーに
「ルドラのプレートアーマー」 を取引を通じて譲与した。

この事情の主人公であるプレキオンサーバー天族の方にお会いしてきた。

記者 ：
簡単な自己紹介をお願いします。

シールドウィング ユーザー ：
年 30 の男性ユーザーだ。アイオンはオープンベータの時から楽しんで来た。

記者 ：
公式ホームページメインに上がった内容に対して簡単に説明して下さい。

シールドウィング ユーザー ：
公式に挙がった事で、とても話が広がった様でユーザー達に申し訳ない。
元々ソードウィング ユーザーはオープンベータ以後に会い、親しみがあったユーザーだ。
二人とも 1.5 パッチの前にゲームを止めたし、私はパッチ後にまた始めた。

ソードウィング ユーザーは一ヶ月前頃にまた始めたが、アイテムが良くなくて、パーティーに参加しにくいと言った。
私も止めていた経験があって、またゲームを始めれば最初が凄く大変だと言う事が分かっていたので、
度々一緒に通った。

その日もパシュマンディル寺院 - 険難な道に一緒に行く様になったし、
普段一緒に通っていたシャドウウィング，スペルウィングと共に攻略に出た。
パーティー員たちが実力も上手で、装備も良い方だから無理なく進行した。
「封印された暴風のルドラ」 を攻略したらプレートアーマーが出たので、
ソードウィング ユーザーに差し上げただけだ。

記者 ：
ヒーロー等級アイテムだから欲心が出た様だが、惜しくはありませんでしたか？

シールドウィング ユーザー ：
欲心が全く無かった訳では無い。しかし、私はアヌハルトセット / 50アビスセットを持っている。
どうせ他の部位を獲得するまで倉庫に入れて置くのならば、今すぐ必要な方に差し上げた方が良いと思った。
また、知人に譲歩するのが、どうして惜しい事になろうか？

記者 ：
掲示物を調べると、知人同士で賭博を行ったんだろうという話が書かれていました。
どんな気分でしたか？

シールドウィング ユーザー ：
初めには気持ちが悪かった。しかし,時間が経てみると少し恥ずかしい気がした。
何ら親しみ関係が無くても、アイテムを譲歩する方々は余りいないのだろうか？
そんな方々もいるのに公式ホームページに私の事情が紹介される事事態が少し恥ずかしかったりする。

記者 ：
普段アイテムを持って紛争するユーザー達をみてどう思いますか？

シールドウィング ユーザー ：
ヒーロー等級アイテムに欲が出るのは理解できるが、
その様な方法まで使ってアイテムを獲得して叱責にあいたいのかと思う。
楽しもうと思うゲームなのだから、お互いに少しずつ譲歩すればもっと良くないか？

記者 ：
アイオンユーザー達に言いたい事はありますか？

シールドウィング ユーザー ：
最近パーティー募集文を見ると、超火力，超魔力，経験必須という文言だけが見える。
こんな文を見る度にゲームがするのが嫌になる。
もちろん、経験とアイテムを取り揃えたユーザーと一緒にすれば楽だという事は認める。
しかし、初めからゲームが上手で経験の多いユーザーが何処にいるか？
適当な線でお互いに分かり合い、楽しめるゲームになったら良いだろう。

●ソードウィングの為に 「ルドラ スケール ソード」 を諦めたシャドウウィング

トリニエルサーバーの一パーティーがパシュマンディル寺院 - 険難な道を攻略して、
「ルドラ スケール ソード」 が出た。
パーティーにはこのアイテムが必要なソードウィング ユーザーとシャドウウィング ユーザーがいた。

NCトークでお祝いの挨拶を渡す中、サイコロは転がされた。
しかし、サイコロを転がしたのはソードウィング ユーザーだけで、
シャドウウィング ユーザーはサイコロを諦めた。

この状況に、パーティー員たちがシャドウウィング ユーザーに、「なぜ諦めますか？」 と問うと、
「私より必要な方が先に召し上がる方が良さそうだからです」 という返事が帰って来た。

この事情の主人公である方にお会いしてきた。.

記者 ：
簡単な自己紹介をお願いします。

シャドウウィング ユーザー ：
嬉しい。アイオンを楽しんでいる一人のユーザーだと紹介したい。
年上でゲームを少し難しくしているというのが特徴だと言えるか？（笑）

記者 ：
公式ホームページで簡単な話を見る事が出来ましたが、もう少し詳しくお願いします。

シャドウウィング ユーザー ：
魔族狩りでも行こうかと思っていた矢先、知り合いのパシュマンディル寺院 - 険難な道パーティーを
募集するという広告を見て参加した。
ダンジョンを進行する中、ソードウィングがハルバードだけで戦闘するのを見て、
「双手武器が無いのか？」 という気がした。直接問って見るのは少し気が引けるでしょう？（笑）

別に無理なく攻略が行われて、「封印された暴風のルドラ」 からは戦利品で 「ルドラ スケール ソード」 が出た。
暫く考えて、ソードウィングユーザーに譲歩して上げた。

記者 ：
私もソードウィングとシャドウウィングを育てているが、非常に欲しいと思う欲心は出ませんでしたか？
ヒーロー等級武器を譲歩するには易しくない事だったでしょうに。

シャドウウィング ユーザー ：
これは極めて個人的な考えだ。
アイテムによって紛争が多いのは、各職業の必要なアイテムは決まっているからだ。
シールドウィングは盾とグレートソード、ソードウィングはハルバードとソード、
シャドウウィングは第一にダガー、二番目にソードと思ってプレイしている。

私よりはハルバードで狩っていたソードウィングにもっと必要だと思い、譲歩する様になった。
アイテムは必要な人が先に獲得する方が正しいと思う。

記者 ：
アイテムを置いて紛争するユーザー達を見て、どう考えますか？

シャドウウィング ユーザー ：
アイオンは天族と魔族の抗争なのに、同じ種族ユーザー同士がアイテムの為に紛争する事を見ると、
切ない心が大きい。
同じ種族ユーザー同士が紛争するよりは、相手種族との紛争に力をもっと加えた方がマシではないか？

記者 ：
多くのユーザー達が公式ホームページの文章を訪問したが、どんな気持ちですか？

シャドウウィング ユーザー ：
譲歩するという事で、良い事をしたという気がする。お陰様で福を得た様だ（笑）

記者 ：
福？何の福を受けたのですか？

シャドウウィング ユーザー ：
昨日パシュマンデール寺院にまた行って来た。
そこでヒーロー等級ダガー 「プラナス ダガー」 が出た。
直ぐ 「これは私のものだ！」 という考えをしたし、アイテムも獲得した。

記者 ：
おめでとうございます。本当に幸福を得た様ですね。最後に言いたい事がありましたら。

シャドウウィング ユーザー ：
ありがとう。言いたい事は、ユーザー達同士、アイテム紛争をしない方が良いと思う。
お互いに譲歩して、ゲームを楽しんだらと思う。

二人のユーザー達の公式文章を訪問したユーザー達は、
「素敵だ、真正な大人だ」
「ヒーロー等級アイテムを諦めた貴方が真正な英雄だ」 等のコメントを残している。

他のユーザーの為に、自分の権利を譲歩した二人のユーザー。
この様なユーザー達が増えたら、アイテム紛争を少しでも減らす事が出来るのでは無いだろうか？