2010年4月13日
韓国政府 ゲーム中毒対策発表 青少年深夜接続不可等[ 情報・ニュース等 ] Tweet
文化体育観光部は 12日、ブリーフィング室でゲーム産業の
持続成長基盤強化の為のゲーム中毒予防、及び、
解消対策を発表した。
今回の発表は、去年 12月から文化体育観光部がゲームの
中毒対応タスクフォースを通じて論議した内容を土台にしており、
接続時間が長ければ不利な条件が発生する疲れシステム拡大、
及び、青少年深夜時間接続制等、ゲーム中毒予防強化を実施する。
(ゲーム朝鮮)
文化体育観光部は、重点課題として、
・安全なゲーム利用環境構築
・体系的な実態調査、及び、診断
・ゲーム中毒相談 / 治療基盤強化
・ゲーム文化教育強化
・判事解析協力システム構築等
5個の項目を設定し、今後の事業を進行して行く予定だ。
●長くプレイすればする程不利になっていく 「疲れシステム」 を追加導入
「疲れシステム」 は、現在 4個の MMORPG に適用されているが、
今年中に 15個が追加導入される予定で、総 19個の韓国 MMORPG となり、
市場の 79% に当たるゲームが適用される事となる。
特に、中毒度が高いと知られている MMORPG には、優先的に適用される予定だ。
●青少年の深夜プレイ禁止 「青少年深夜時間接続制度」
「青少年深夜時間接続制度」 は、通称 「深夜時間シャットダウン」 と呼ばれる物で、
夜の 24時以後、深夜時間帯に青少年がオンラインゲームに接続する事が出来ない様にする措置だ。
ネクソンの 「メイプルストーリー」 等が、シャットダウン制度の年内導入を予定している。
●上記を予防する為の住民登録番号盗用防止
青少年が大人の住民番号を盗用し、年齢に相応しくないゲームをプレイしたり、
また、これを通じるゲーム中毒防止の為、文化体育観光部は住民番号盗用を防止するのが
ゲーム中毒を予防するのに相当な効果があると報告、
ゲーム利用者に対して本人認証を周期的に実施する事をゲーム業界に要請する計画だ。
また、家庭で青少年のお子さんのゲーム利用を適切に管理する事が出来る手段を提供する計画だ。
親が自分の住民番号で加入されているゲームを確認出来る様に、ポータルを構築する計画で、
ポータルを通じてゲームアイテム仲介サイトに対する加入可否も確認出来る様になる。
それ以外にも、文化体育観光部は現在 5個のゲーム会社の 77個のゲームに対して施行中の
「お子さんゲーム利用管理サービス」 を、今年中に 100個以上のゲームに拡がる様に、
ゲーム業界と引き続き協議して行く予定だ。
●RMTもゲーム中毒予防の対象だ
ゲームアイテム現金取引に対する措置も、ゲーム中毒予防、及び、解消対策に含まれた。
文化体育観光部はアイテム仲介業者の責任を強化して、仲介業者が不法アイテム可否確認、及び、
長期間のモニタリング、本人認証周期的実施、アカウント取引禁止等の措置を取る様に義務化し、
その移行成果を定期的に文化体育観光部に報告する様にして、アイテム現金取引の肯定的効果と
否定的効果に対する研究、及び、分析を行い、
アイテム現金取引に対する、より合理的な規律方案を模索して行く予定だ。
文化体育観光部は今回の対策に含まれた多くの対策が実効性ありげに移行される事が出来る様、
必要なゲーム法案の整備を一緒に推進する計画だ。
また、先立って発表された内容が規制、及び、防止に関する内容だが、
ゲーム業界への社会的責任認識強化の為の措置も一緒に発表された。
ゲーム業界はゲーム中毒予防、及び、解消事業に対する積極的な協力を提供する為、
韓国ゲーム産業協会を中心に、今年中で 100億ウォン規模の 「ゲーム文化基金」 を増設する予定だ。
同期金はゲーム文化教育、ゲーム中毒予防活動、研究、及び、調査等に活用され、
持続的に拡がる予定だ。
また、政府、青少年 / 学父兄 / 教師等、市民団体、ゲーム業界、学界分野専門家で構成される
「ゲーム中毒対応協議会」 を運営し、協議会は定期的な会議を通じて、ゲーム中毒対策の
詳細事業に対する移行評価と改善法案導出等の機能を遂行する。
それ以外にも、文化体育観光部は、韓国ゲーム産業の先循環と持続成長をゲーム中毒に対する
合理的な対応と共に、3D 等次世代ゲーム支援拡大、中小ゲーム会社サポート拡大、
オープンマーケット等、環境変化に対応するゲーム等級分類制も改善、
海外進出拡大サポート等の核心課題を拡大推進する計画だ。
この為、文化体育観光部は、グローバルゲームセンターを通じて、
次世代ゲーム会社インキュベーションと、3D 等次世代ゲーム、及び、技術開発を持続的に支援して、
中小ゲーム会社と次世代ゲームを集中育成する計画だ。
また、オープンマーケット成長等、ゲーム産業環境変化にも対応し、
ゲーム物等級分類制度も改善等を推進しており、国際ゲーム展示会G★2010に対するサポート強化、
国内中小ゲーム会社の中南米進出支援、中小ゲーム会社の国内サービスに対する支援事業を施行する。
最後に文化体育観光部はゲーム産業の投融資活性化を支援する計画で、
母体ファンドを通じるゲーム専門ファンド結成拡大、及び、コンテンツ価値評価制度と、
完成保証制度も施行を行い、ゲーム産業が十分な恩恵を被る事が出来る様に図る計画を行っている。
投稿者 (む) : 2010年4月13日 11:50