●新たに追加された一日クエストはどんなクエスト？

既存の一日クエストはアビスと言う条件さえ満足すれば、
上下層関係無くクエストを進行する事が出来た。

しかし、去る 4月 7日のアップデートで場所に制約が生じた。
下層では一日クエストを進行する事が出来なくなったのだ。
それによって、現在アビス下層の場合、以前に比べて閑散となった。

その他にも、一日クエストに変更点がもう一つ生じた。
40 レベルで受ける事が出来る一日クエストの種類が、もう一種類追加されたのだ。
この新しいクエストの内容は、「亀裂を越えて来る相手種族を 3人倒せ」 という内容だ。

クエストの内容さえ見れば大きく難しい事ではなさそうに見える。
しかし、現在亀裂を通って相手種族の地域に移動し、
戦闘をするユーザー達は全体的に減少している状態だ。

他種族が近付きにくい地域に位置したスピリットウィングが、決まった金額を貰い、
召還をしてくれる所謂 「タクシー」 が、1.9 アップデート時のキャラクター位置初期化によって、
以後大変になった事が1つ、そして、衝撃解除で奇襲が大変になったという理由もある。

現在、新しい一日クエストを受けたユーザー達の大部分は、該当のクエストを殆ど諦めている。
1.9 アップデートの前では一日に何回も出くわす事が出来た亀裂を越えて来た相手種族が、
今や一日に一度見るか見ないかになっているからだ。

実際に亀裂を越えて来た相手種族がいるという情報提供が見えると、
一日クエストを持っている全てのユーザー達が該当の場所に全員駆け付ける姿を見る事が出来る。

もう時空の亀裂をクリックする事すらためらわれる

アビスで進行するクエストの場合、目標にする対象を易しく探す事が出来る。
一般人が一番多く接続する夕方時間帯の場合、各要塞やアーティファクトを中心に、
多くの交戦を見る事が出来る位だ。
しかし、新しいクエストの場合、時空の亀裂を越えて来るユーザー達の数は徐々に減っているし、
そのユーザー達を狙うユーザー達は多くなっており、実際は沢山大変に感じられる。


●このクエストは時空の亀裂戦闘殺しか？

多くのユーザー達が、今回のパッチは時空の亀裂戦闘殺しと思うユーザー達が多い。
1.9 アップデートによって、亀裂の呪いも更に易しく掛かる様に変更されたし、
今回のパッチによって、亀裂を越えて来るユーザー達を倒しに歩き回るユーザー達が余りにも増加し、
軽く時空の亀裂を渡って見ようとする人々さえ亀裂に入るのをためらう様にしているからだ。

しかし、これは果たして亀裂殺しにだけ目的とされる事なのだろうか？
先日の 1.9 アップデートの衝撃解除と一日クエストで、RvR というアイオンの主な戦闘コンセプトに当たる様に、
ユーザー達をアビス戦闘の世界へ導き出した事案もある。

これと同じく、来る 5月にアップデート予定である 2.0 では、
新しい地上型アビスである竜界が初めてお目見えする。

正に、今回のアップデートは、この 2.0 アップデートの為の礎石では無いかと思われる。

普通、戦闘を楽しむユーザー達の場合、地上戦と空中戦に対する選好度が明確に変わる。
空中戦が好きなユーザー達はアビスへと進出し、地上戦が好きなユーザー達は、
時空の亀裂を選択するのが今までの姿だった。
しかし、今回のパッチによって、時空の亀裂を選択するのがためらわれる様になった。

こんな状況で 5月に地上型アビスである竜界が登場する様になれば、
既存の地上戦を好んだユーザー達の大部分は、竜界に進出する様になると予想される。
実際、亀裂を良く利用していたたユーザー達の大部分は、
2.0 に登場する地上型アビスに大きな期待を抱いている。

記者懇談会で公開された竜界と推定されるフィールドの姿

現在の時空の亀裂は、潜入クエストと、
他の種族の領土にあるインストンスダンジョンを楽しむ為の手段位になりそうだ。
もちろん特定レベルで育成を中止し、レベルを維持しながら相手種族を片付ける
ユーザー達も残っているが…。

時空の亀裂を利用するのが大変になる位、地上型アビスへの期待は高くなっている。
しかし、未来に対する期待が高くなる位、現在に対する不満は少しずつ増えている。
未来と現在、この二頭の兎を果たして一度に取る事が出来るのか、
アイオンの能力に希望を掛けて見ている。