重複規制論難 ゲーム法 vs 青少年保護法 正面対決
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2010年4月27日

重複規制論難 ゲーム法 vs 青少年保護法 正面対決[ 情報・ニュース等 ]  

●国会法司委 青少年保護法改正案通過一応留保

オンラインゲーム夜間シャットダウン制度が盛られた
青少年保護法改正案の通過が一応留保された。
ゲーム産業振興法改正案と重複されるという恐れが足首を取った。

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女性家族部は、27日に開かれた国会法制司法委員会(以下法司委)本会議に、
青少年保護法改正案を上程して通過を試みた。
しかし、法司委はゲーム産業振興法改正案が上程された後、
二つの改正案の法的な判断を下げる事に決めて、通過を留保させた。

27日前に文化体育観光部が公文書を送って、青少年保護法改正案が重複法案であり、
公正な法的判断を要するという意見を提示しており、法司委がこれを受け入れた様に見える。

法司委は、ゲーム産業振興法改正案が上って来れば、
第2小委で青少年保護法改正案と集中比較し、どんな法案を通過させるか決める方針だ。
これによって、ゲーム産業の自律規制(ゲーム産業振興法改正案)と、
強制規制(青少年保護法改正案)法案のし烈な法理・政策攻防戦が行われる事となる。

なお、当初文化体育観光部は27日、ゲーム中毒対策案が含まれたゲーム産業振興法改正案を
上程する予定だったが、全体の通過が遅くなり、法司委に上げる事が出来なかった。


●女性家族部 「ゲーム法と重複規制では無い」

この日、法司委では青少年保護法改正案を発意したチェ・ヨンヒ議員の強硬な発言が出た。
ゲーム産業振興法改正案には処罰条項が無く、むしろ実効性が落ちるという主張だった。


チェ・ヨンヒ議員

議員は、
「文化体育観光部はゲーム没入だと言うが、これはゲーム中毒だ。
 文化体育観光部は産業を振興する事が花札、女性家族部は青少年を保護するのが仕事だ。
 青少年保護法改正案は、ゲーム産業振興を阻む法案では無い。
 青少年保護の為の法であるだけだ」 と発言した。

すなわち、ゲーム産業振興法は言葉通り振興法で、
青少年保護と産業振興の同時推進自体が大変だという主張だ。
また、チェ議員は既存にも自律規制案を立てたが、まともに守られた事は無く、
青少年保護法で強制するという立場を見せた。

「子供達を廃人として作りながら、そのお金で産業を振興させるという事は話にならない。
 性暴行特別法があるが、児童性暴行保護法が別に存在する。
 産業を保護する為の自律規制では青少年を保護する事は不可能だ」 と主張した。

一方、チェ議員は法案発議で、
「現在ゲーム中毒問題は社会秩序を破壊する深刻な水準で、犯罪を起こす人々は 20~30代初盤だ。
 これらは中学校と高等学校の時からゲームをして来た人々だ。今は 4~5歳からゲームをしている。
 これからこれらの者が深刻なゲーム中毒として現れる事は確かな問題だ」 と強調した。


●法司委 「法体系に合わせて自分の領域守る」

チョ・スンヒョン法司委委員は、青少年保護法改正案とゲーム産業振興法改正案に対する
重複規制問題に対して 「一理ある」 と判断した。

チョ委員は、
「インターネットゲーム中毒は深刻だ。立法措置をしなければならないという部分は賛成するが、
 法体系に合わせなければならない。法秩序を成すのに自分の領域を法が守らなければならない。
 意欲が溢れて他の法律と相反すれば混乱が来る。法司委立場では、ゲーム法と青少年保護法を
 同時に検討しなければならない必要性がある」 と明らかにした。

法司委に参加した野党議員たちの意見もこれに類似していた。
特に、法司委専門委員たちは、ゲーム産業振興法改正案と青少年保護法改正案の内容を相反して
審議しなければならない必要性があり、慎重に判断しなければならないという立場を見せた。

結局、法司委ユ・ソンホ委員長は、
「文化体育観光部で上程する予定であるゲーム産業振興法改正案が法司委に上って来たら、
 これを第 2小委で付け、青少年保護法改正案と共に検討した後、議決する」 と決めた。

これにより、青少年保護法改正案とゲーム産業振興法改正案は、
並んで法司委第2小委に上がる事になった。
これから開かれる第2小委は、二つの改正案の重複規制可否、及び、
過剰規制禁止の中の侵害可否を集中審査して、法司委本会議にまた上げる予定だ。


ユ・ソンホ委員長

投稿者 (む) : 2010年4月27日 20:53


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