2010年4月 2日
1.9 アップデート以後戦場のオーラが湧くアビス[ AION - 1.9特集 ] Tweet
1.9 アップデート以後、今まで静かだったアビスに活気の風が
吹いている。
毎日遂行して完了する事が出来る一日クエストが追加された後、
アビスのあちこちで多様な争いが活発に進行されているのだ。
アビスの争いが活発になり、今まで亀裂に忍び込んで
PvP を楽しんでいたユーザーも、時空の亀裂を後にして、
アビスへと引き返す姿も度々見つける事が出来る。
こんな争いが活発になる事と同時に、アビスの種族拠点への
侵入が不可能になり、今まで拠点にキャラクターを置いておいて
暗殺される等といった事も消え去り、高レベル将校たちも拠点で
自由に活動する事が出来る様になった。
保護を受ける事が出来る様に変化された拠点から、
一日クエストで活発になったアビスのあちこちで起きる争いまで
徐々に紛争地域として変化しているアビスの姿を見てみよう。
(inven)
●拠点侵入不可となり安全になった拠点!
1.9 以前は相手種族が拠点に侵入し、油断しているユーザー達を倒し、
将校クエストを遂行したり、一度に多くのアビスポイントを狙ったりした。
その為、階級の高いキャラクターは、拠点の中の安全地域と言っても、
何時、何処で相手種族の不意打ちを受ける様になるか分からない状況となっていて、
緊張感を維持しなければならなかった。
しかし、1.9 アップデートで相手種族拠点侵入は不可能に変更された。
拠点を取り囲んだバリアにキャラクターが触れれば大きいダメージを受けて死亡する様になり、
それだけでなく、他の方法を通じてバリア内部に侵入しても、
随時にチェックされて直ちに死亡する様になったのだ。
拠点バリアを潜って進入しにくいだけでなく、死亡後に蘇生石等を使ってバリア内部で復活しても、
内部によるチェックで拠点侵入は事実上不可能になった。
これにより、階級が高いユーザーもアビス拠点で安心して休息を取ったり、
個人商店を通じる商売,決闘等を楽しむ事が出来る様になった。
しかし、もちろんこの様な拠点の変化を惜しむユーザーもいる。
拠点奇襲で一度に多くのアビスポイントを得る快感を追うユーザーや、
拠点テロを目的にフォースを募集し、相手種族拠点への侵入を楽しむユーザーもいたからだ。
特に、大規模フォースで相手拠点を攻めこむ拠点テロは、
楽しさが消えて惜しいという声もある様だ。
●アビスあちこちに立ち上る争いの火花
1.9 アップデートになった最近、アビスのあちこちで多様な規模の戦争が頻繁に起きている。
新たに追加された一日クエストを完了して、印を集める為だ。
●頻繁に起こる様になった要塞襲撃
大部分のユーザー達は、特殊作戦部隊の一日クエストを、
一人でするよりパーティーを結んで進行する。
パーティーを通じて一日クエストをより安全に早く完了したが、
団体戦闘のライン戦を体験した一部ユーザー達は、
その楽しみにすっかりハマリ、ずっと争いを楽しんでいたりする程だ。
特に、要塞インスタンスダンジョン入口付近の戦争は、以前より圧倒的に増えた模様を見せている。
●要塞インスタンスダンジョン入場を巡る攻防
要塞インスタンスダンジョンの入口は、アビスで一番多くの流動人口がある場所であり、
また、多くのユーザー達が集まる場所でもある為、
要塞を中心に空間移動師やインスタンスダンジョン入口に待機,張り込みして、
相手種族を倒して一日クエストを完了する事が多くなった。
その為、要塞インスタンスダンジョンに行く為に要塞に移動したが、
直ぐインスタンスダンジョンに入場する事が出来ない状態が発生したりして、
特に将校級以上のユーザーは、要塞からインスタンスダンジョンに入場する時、
もっとも大きな困難を経験したりしている。
この為、良くインスタンスダンジョンを利用する時間帯には、
インスタンスダンジョン入場の為のフォースを構成したり、
また、時々は守護神長変身を行ったりして、要塞を襲うユーザー達に対応したりする等、
以前よりずっと頻繁な襲撃に自らを守る為の努力も増加している。
●静かだった下層部の変化
下層部は 25レベル ~ 30レベル初盤ユーザー達が、アビス装備を集めたり、竜族材料アイテム収集したり、
一般フィールドより高い経験値を狙って狩りをしたり、繰り返しクエストをする場所だった。
下層部がアビスの一部である戦地と言うよりは、狩り場として利用され、認識されていた。
しかし、一日クエストの為、高レベルユーザー達が殺到し、その影響は下層部まで広がった。
今まで静かだった下層部にも争いが活発に起こる様になった。
一日クエストを完了する為には、相手種族を 5人倒さなければならない。
その為、下層部にいる低レベルユーザー達は、
高レベルユーザー達には見た目の良いカモとして扱われる様になったのだ。
一日クエスト完了目的で、高レベルユーザー達が下層部を訪問する事が徐々に多くなったし、
下層部のあちこちで高レベルユーザー達が出現し、高レベルユーザー達の間でも争いが起きていた。
特に、ユーザー達が良く集まる所の中の一つである 「サルファツリー列島」 では、
常に高レベルたちの戦地と変化してしまっていた。
これにより、25 ~ 30 レベルのユーザー達はアビスを利用する事が出来なくなってしまった為、
多くの意見が公式へと寄せられた。
そして、その様な意見たちが一部反映されたのか、4月 1日 テストサーバーには
一日クエスト遂行地域を上層と深層部に制限するアップデートが進行された。
これは即ちライブサーバーにも適用される様に思える。
また、一日クエスト遂行地域が変更された事以外にも、
時空の亀裂を超えて来た相手種族のユーザーを倒すクエストが追加されたが、
これに通じてこれから亀裂を通じる PvP を楽しむ事はもっと難しくなる事が予想され、
一般フィールドで相手種族の不意打ちを受ける事は減り、
フィールドでの活動はもう少し自由になるのでは無いかと予想される。
●同時多発要塞戦進行、種族不均衡解決の兆しも?
今回のアップデートと共に、同時に多くの場所で要塞戦が進行され、
劣勢に属した種族も戦略と団合を利用して、要塞占領を睨む事が出来る様になった。
一日クエストでアビスに侵入してクエストを遂行,戦争を楽しむユーザーが増えて、
自然に要塞戦に参加しようとする積極的な動きと、種族意識が見えている。
しかし、既存 20時 / 22時に進行された要塞戦時間が、20時 / 23時に変更された為、問題点もある。
23時と言う比較的遅い時間のせいで、学生,或いは社会人ユーザー達の要塞戦参加が少し難しいという事だ。
時間変更によって学生や社会人が戦争に参加出来なくなり、勢力比が劣勢になったり、
勲章の価値下落と、要塞戦に参加しなくても勲章を得る事が出来る様になる手段が生じた為、
勲章を求めて参加していたこれらのユーザーの参加率が低くなったりもしている。
また、要塞戦情報更新が 1時間単位に変更された為、
要塞占領と防御の為のフォースを募集をするには急な募集となり、
団合が難しいという意見も申し立てられている。
1.9 アップデートで変わった要塞戦システムに対して、ユーザーの関心や反応はまだ不足な方だが、
現在要塞戦に参加するユーザー達の意見と、フィードバックが反映されたら、
これからもう少し活発な姿を見られるのでは無いかと期待する。
三種族の対立するアビスは、以前より争いを楽しむ事が出来る場所へと発展している。
繰り返されるインスタンスダンジョンプレイと、狩りに退屈さを感じた高レベルユーザー達も、
少し興味を持っていたユーザー達も、今まで争いが欲しかったユーザー達も、
時折成り立つ各所の争いに参加する姿も見られる様になった。
しかし、まだアビスが紛争地域をもっての役目を果たしていると言う事は早い気がする。
アビスに来るユーザー達は増えたし、多様な争いが各所で起きているが、
まだまだ争いに参加するというより、インスタンスダンジョンを回る為や、クエストを完了する為に、
争いに合流する場合が多い為、大きな変化を感じるには少し不足だ。
しかし、これからがスタートでは無いだろうか。
目標による心もち短い争いが度々起きているし、それを通じて楽しさを感じるユーザーと、
その中で新しい楽しさを探し出したユーザーもいる。
未だに完璧な紛争地域の姿を見せていないが、
そういう姿が積もり、紛争地域の姿を徐々に揃えて行く事が出来ないか。
これからアビスが三種族の対立の中心に立つ事が出来る素敵な舞台になる事を期待する。
投稿者 (む) : 2010年4月 2日 08:25