2009年6月23日
中国大当たり?!グローバル攻略に出たアイオン 成功するか?[ 情報・ニュース等 ] Tweet
アイオンが世界市場攻略に拍車をかけている。
去る 4月、中国で正式サービスを始めたアイオンは、日本,台湾,
北米,ヨーロッパ,ロシアまで、順次グローバルランチングサービスを
実施する計画だ。
6月 1日、NCソフトが発表した内容によれば、北米 / ヨーロッパ地域の
パッケージ販売を始めたし、日本でも 7月公開テストに先立って
パッケージ販売を始めた。
韓国では 2009年夏大規模アップデートを約束したアイオン。
世界へ伸びて行く現在の姿をよく見る。
(inven)
●2009年 4月、大陸を揺るがしたアイオン熱風
韓国でアイオンが公開テストを始める前から、中国ではアイオンに期待している業界関係者と
ユーザー達が多かった。そして、NCソフトと中国パブリッシャー「シャンダ」のサービス契約が
締結され、中国ユーザー達の関心度は爆発的に大きくなり始めた。
2009年 4月、いよいよアイオンが中国で公開テスト(オープンベータテスト)を始め、
オープン二時間で同時接続者 25万突破という記録を打ち立てた。
シャンダが公開テストを始める時、アイオンサーバーの数字は 47台だったが、
サービススタート後、直ちにサーバー 4台を緊急増設し、この日夕方までに総 13台のサーバーが
追加される程、多くのユーザー達が殺到したと知られている。
中国アイオン実写版永遠の塔?世界で 4番目に高いビルで大々的な広告を行った
この様な爆発的な反応に負って、中国アイオンは公開サービス開始 8日で正式サービスを始め、
本格的なユーザー拡張を始めた。
現在シャンダがアイオンで使用しているサーバーは総 154台だ。
サーバー収容人員を 5~6000 で計算した場合、ピークタイムの同時接続者数は 75万以上。
最大 90万名に達する筈だというのが、業界の予想だ。
しかも、中国で一番人気のある MMORPG の中の一つのWorld of Warcraft 現地サービスが、
既存パブリッシャー移管問題で 6月 7日からサービスが中止されており、
WoW ユーザー達の関心が他の MMORPG に移っている状態の為、
アイオンの人気は急上昇したし、暫くはさらに上がる筈だというのが現地業界の見込みだ。
●日本,台湾を経て北米,ヨーロッパ,ロシアまで…
アイオンの中国サービスが大きな成功をし、アイオンの世界進出は徐々に加速している。
一番早い歩みを見せているのは日本だ。
日本では、去る 5月 22日 から 6月 4日 まで、募集人員 2000人の非公開テスター募集が
進行されたが、募集人員の 50倍を越える 10万の応募があり、日本でもアイオンの人気が
かなり高いという事実を証明し出した。
非公開テストに参加した幾多のユーザー達
シャンダを通じてサービス中の中国と違い、日本ではNCjapan現地法人を通じてサービス中だ。
韓国の様にオンラインゲームのインフラが多くない日本のオンラインゲーム市場で、
非公開テストに10万の応募があった事は、類例ない事件と言える。
日本では、去る 6月 5日から 11日までゲーム,ファンサイト,提携会社関係者を対象に
ファミリー&フレンドテストが進行され、12日から 28日までクローズドベータテストが進行中だ。
7月オープンベータテストを始める予定であり、
公開テストに先立って、アイオンパッケージを販売し始めた。
日本と同時に、台湾でもアイオンクローズドベータテストが進行中だ。
台湾現地法人NC台湾は、アイオンのクローズドベータテストを 6月8日から 16日まで、
19日から 21日までの2回に分けて実施している。
日本と台湾のアイオンサービス成績は重要だ。
コンソール、及び、パッケージゲームが市場の大部分を占めている日本と台湾の場合、
ゲームを楽しむユーザー達の性向が西欧圏に近い為、
日本での成功は北米,ヨーロッパでの成功に繋がる事が出来るという観測が可能だからだ。
来る 7月に予定されたオープンベータテストで、どの位の成績を見せてくれることができるか、
業界の関心が集中されている。
日本,台湾に引き続き、北米 / ヨーロッパへの進出も素早く進行されている。
北米でもアイオンの人気は常凡では無い。
北米の代表的なオンラインゲーム情報サイトである MMORPG では、
アイオンクローズドベータテストのアカウント 5000個 を配布したが、
2時間余りで終了になってしまったりした。
北米も去る 6月 9日からアイオンの限定版,普及版パッケージを事前予約販売し始めたが、
18日のAmazon.com の PC パッケージゲーム販売 - 予約注文リストで
2位を占めている事が判明した。
1位は全世界的に人気ある EA の新作シムズ3が占めており、WoW が 3位を占めている。
全世界的に一番多いオンラインゲーム販売量を見せている WoW より、
販売量が高くなったという事実は、北米 / ヨーロッパユーザー達がアイオンに持っている
期待感を見当を付ける様に見える。
現在北米とヨーロッパ地域のアイオンは、第二回クローズドベータテストが
現地時間 6月 19日 から 22日 まで同時進行されており、オープンベータテストは
9月から始まる事が知られている。
●アイオンの価格は韓国が安いほう?
去る 4月 16日から正式サービスに突入した中国のアイオンは、
月額金額料金で時間当たりの使用料金は 0.48元(約 93ウォン)に策定された。
これは、中国現地 WoW の時間当たり料金である 0.45元(約 87ウォン)より高い価格だ。
韓国の使用料金は 30日(最大 300時間) 標準利用権が 19,800ウォンで、
時間当たりの使用料金に換算すれば 66ウォンだ。
これは中国の時間当たり使用料金 0.48元(約 93ウォン)よりずっと低い数値で、
韓国より中国の方が、使用料金が高いという事が分かる。
北米,ヨーロッパの場合、月額金額料金が 14.99ドル(約 19,000ウォン)で、
韓国と似ている水準だが、パッケージ買上価格も含めれば、
実質的に韓国より使用料金は大きく高くなる。
北米 / ヨーロッパ地域の限定版価格は 69.99ドル,普及版は 49.99ドルで、
30日無料利用権を含んでいる。
日本と台湾の場合、現在まで使用料金が正確に発表されていないが、
業界では韓国より低い水準での価格帯にはならないだろうと見通している。
●早く世界市場攻略に出ているアイオン、世界でも通じるか?
中国を始まりに、日本,台湾,北米,ヨーロッパ,ロシアまで、
まさにグローバルランチングを準備しているアイオンの歩みに、
全世界の耳目が傾いている状況だ。
韓国で所謂 「大当たり」 を打ったし、中国でも良い成果を納めているアイオンが、
ゲーム性向に差がある日本,台湾,北米,ヨーロッパでも良い成績を納める事が出来るか、
多くの予想が行き来している。
どんな国でも、アイオンのグラフィックに対する賛辞は絶えない。
MMORPGとしてこの位のクォリティーを見せる事が出来るゲームが珍しいという事は、
アイオンの明らかな強点だ。
しかし、アイオンが日本,北米,ヨーロッパで韓国 MMORPGの短所と指折っている
「マウスクリックだけすれば良いコンテンツの無いレベル上げゲーム」 という認識を
変える事が出来るかはまだ分からない。
アイオンを楽しんでいる韓国ユーザー達は、夏アップデートのみを指折り数えて待っている。
現在、韓国ではレベルキャップである 50レベルを果たし、ダンジョン,アビス等で得る事が出来る
アイテムも全て得て、これ以上楽しむに値するハイエンドコンテンツが無く、
サブキャラクターを育てているユーザーの数が少なくない。
海外サービスは、コンテンツ面で見れば、確かに時間を設けて始める事が出来る。
韓国での、去る 1年余間のコンテンツを順次に解いて行く事が出来るからだ。
しかし、海外サービスコンテンツが韓国の様な水準になった時、
現在の韓国ユーザー達が言うハイエンドコンテンツの不足問題は、
これ以上韓国アイオンだけの問題では無くなるでしょう。
現在までのアイオンのグローバル化は成功的に見られる。
しかし、アイオンが東西洋を一緒にするグローバルゲームで成功する為には、
現在よりももっと早く、もっと多く、もっと緻密に準備しなければならないでしょう。
現在の韓国ユーザー達の不満が、全世界ユーザー達の不満にならない様に祈る。
投稿者 (む) : 2009年6月23日 12:18