●拙い武器一つも得る事が出来ないのに総司令官？

要塞兵を殴って倒し、一日中繰り返しクエストを進行したり、
危険を冒してアビスと時空の亀裂で相手種族との戦闘をするのが全部だった 1.5 以前は、
1サーバーに将校一人表示している事も難しい事だった。

そんな渦中に、1.5 アップデートと共にアビスポイントの改革が起きた。
アビスポイントが急増して、勲章の重要度が大幅に上がった。
ランキングページは全サーバー皆いっぱいになったし、将校以上等級の変身スキルは毎時間アビスに響いた。

アップデート以後、ランキングページは完全に変わった

アビスポイントの獲得量は大幅に増加し、増えたアビスポイントと勲章で購買する事が出来る装備も増えた。
エリート 50 アビス武器、及び、防具は、装備セッティングの守衛を争う程になったし、
2.0 では、プラチナ勲章と共に、55 アビスアイテムが登場して、もっと高いアビスポイントを要求している。
もちろん、竜界が公開される事によって、アビスポイントを得る事が出来るルートも増えた。

しかし、こんな状況でもアビス階級は変わらなかった。

一定階級以上はランカーたちの間の相対的な集計で決まる為、総司令官はいつも一人だけだった。
PvP で総司令官に上がったとしても、遺物交換を通じて上がったとしても、総司令官は象徴的な意味として、
現在のアビスポイントシステムが提供する最高地位である事は明らかだ。

力強い事は相変わらずだ！昔のままだが…

総司令官まで必要な最小要求アビスポイントは 800,700。
エリート 50 アビス武器の必要オビスポイントは 922,200 である。
更に、テストサーバーに登場した55 アビス武器の必要アビスポイントは 1,097,600 である。
総司令官要求数値に到逹しても、武器一つまともに買いにくい値だ。

もちろんランカー算定が相対的という事を勘案すれば、実際の総司令官要求ポイントはもっと上がる為、
単純比較をする事は出来ないが、総司令官の最小資格を現す事は明らかだ。

単純なポイントだけが問題では無い。

種族ランキングを算定する方式にも問題がある。
現在のアビスポイントは戦闘も、もちろん関与するが、戦闘依存度よりは ID や、その他の方式の依存度がもっと大きい。
即ち、RvR，PvP をしなくても上位ランキングを獲得する事が可能で、また、そちら方法がずっと易しくて安全だ。
結局、アビスポイントは勿論、アビス階級までも RvR システムとは距離が出来てしまったのだ。

天族と魔族の対立関係、そして竜族との戦闘が、他のその他のシステムを排除して、
アビスアイテム一つに帰結されてしまい、アイオン RvR 方向性の再確立が必要になっている。


●新しいアビスの望む、新しい階級システムも必要だ！

もう、アビスポイントは RvR ポイントをもってしても意味は全く無い様な状態だ。
ランカーシステムに算定されなければならないアビス階級も、やはり同じだ。
要塞 ID 遺物登場によるアビスポイント急増と、ペナルティーを最小化した固定レベル等、
多くの変化の中で、これらはその流れに当たり前な事の様に乗せられてきた。

竜界は、直接的な言及は無いが、地上型アビスをもっての姿が現れている。
既存のアビス、時空の亀裂とは違う、もう一つの区域が生じたのだ。
上に前述した様に、2.0 アップデートでは、アビスポイントを獲得する事が出来る経路が
もっと増える訳だから、これを裏付けてくれるシステムも発展する必要がある。

竜界、新しいコンテンツの登場と共に、身体が燃える様にならなければならない

時空の亀裂規制と勲章の偏った要塞戦の様相、アイオンの RvR に少しおかしいと感じて来たのであれば、
これからは変化の流れに合わせて RvR システムにも、それに当たる変化を起こす必要があるのでは無いだろうか？