2016年5月31日
主神の腕輪で問題発生、アイオンのアイテム販売政策!このままで大丈夫?[ AION - 5.1特集 ] Tweet
去る 18日、アイオンは PvP 特化装備 「主神の腕輪」 をお披露目した。
完全新規装備スロットとして登場した主神の腕輪は、装着時 PvP 攻撃力と
PvP 防御力が向上して、各種能力値強化が可能な魔石スロットも付与される。
エンチャント効率も高く、「+10 主神の腕輪」 まで強化する事ができれば、
PvP 防御力 6% と PvP 攻撃力 2% が増加し、魔石スロットも 3 に増える。
PvP オプションは、プレイヤー間の格差に直接的な影響を与えるだけに、
アイオンでは一番人気のあるオプションの中の一つとして落ち着いている。
実際に、主神の腕輪は事前予告も無しに突然登場したにも関わらず、
登場当日の夕方には、腕輪を +10 まで強化したユーザーが出るなど、
大きな反響を呼び起こした。
しかし、主神の腕輪の登場に対する賛否世論は別途議論を呼び起こして、
腕輪による性能向上の為の強化方式において、問題が発生している。
(ゲーム朝鮮)
去る 5月 18日に登場した主神の腕輪
主神の腕輪を強化する為に必要なのは 「覚醒水」 だ。
ユーザーが覚醒水を手に入れる方法は、大きく 2つ存在しており、
一つはゲーム内の特定ボスモンスターを倒して得る方法だが、ドロップ確率が非常に低い上、
覚醒水をドロップするボスを倒せる回数も制限されており、他に努力する方法も無い。
もう一つは、Nショップによるプロモーション商品販売だ。
価格は覚醒水 3個 1万ウォン(約 932円)であり、これが事実上の入手先でもある。
主神の腕輪が登場した 18日当日、アイオンは Nショップを通じて覚醒水の販売を開始、
さらに覚醒失敗ペナルティーを緩和するイベントまで同時に進行して、
言葉通りのプロモーションを実施した。
このお陰で、アイテム追加一日目で 「+10 主神の腕輪」 を所有するユーザーが多数登場したし、
各種スクリーンショットも、コミュニティ内において共有された。
当然お祝いのコメントに繋がったが、これによる否定的な視線を育てるキッカケにもなった。
つまり、一番人気のある PvP オプション商品を、まともテストも進行しないうちに、
ライブサーバーでキャッシュ商品として登場させてしまった、これによって、
ゲーム内に多大な影響が与えられたという事により、問題が発生したという訳だ。
登場当日夕方から +10 主神の腕輪が登場した。
アイオンは現在、創始期とは異なり、Nショップを通じたアイテム販売に積極的に行っている。
これは何年にも渡って成り立っているし、大部分この様な商品は便宜性に近かった為、
ある程度は甘受できる水準となっていた。
しかし、何回かのアップデートを経て、強化石やスティグマなど創始期システムを改編しながら、
これを補助する多くのキャッシュ商品が登場したし、今回の主神の腕輪の様に、
露骨的な水準のアイテムまで登場して、反発を買う事態が発生した。
簡単に言えば、今まで静かに溜まっていた不満が、人気オプションである PvP オプション、
即ち、主神の腕輪の登場により、不満が爆発する案件へと発展してしまった訳だ。
これらユーザー達の主な意見は、最近の覚醒水含むアイオンの新規キャッシュ販売政策が、
ゲームプレイに大きな影響を与えているという点だ。
同じ報酬を得ようとする時、持続的なゲームプレイを通じて得られる報酬に対して、
満足度と現金決済後に得られる報酬に過ぎるほどの差が存在しており、
相対的に剥奪感が与えられているという点を指摘している。
ただ、彼らが要求している部分は、覚醒水の販売撤回の様なものでは無い。
アイオンは MMORPG だ。
キャッシュアイテムが単純に外見アイテムや利用便宜を助ける水準ではなく、
主神の腕輪の様に事実上必須アイテムとして席を取る要素にするのであれば、
単純に現金決済だけで全てのコンテンツを解決できる様にするのでは無く、
ゲーム内コンテンツと連動させて、段階的に目的を達成できる様に構成して、
短時間内に発生するユーザー間の格差も緩和し、非課金ユーザーにおいても、
ゲーム内コンテンツの消耗を通じて、本人が努力するだけの結果を得られる様、
機会を用意して欲しいというのだ。
即ち、現金決済による差を置くことはある程度は認めるが、
一瞬、或いは、短時間で激変する方式のキャッシュ商品に対しては、
否定的になるしかないという事を主張した。
付け加えて、ゲーム内に大きな影響を与えると判断されるアイテムなら、
テストサーバーを通じて十分なテストや、イベント性の示範適用により、
ユーザー意見を前もって収集する形態で進行して欲しいという意見もあった。
強力な装備であるだけに発生した問題。
アイテム販売以前に、ユーザーの反発を最小化する事前疎通が重要だ。
投稿者 (む) : 2016年5月31日 15:24