2015年1月27日
ネクソン、NCsoft の持分 「経営参加」 に転換、果たして意図は?[ 情報・ニュース等 ] Tweet
ネクソンは NCsoft の持分保有目的を 「単純投資」 から 「経営参加」 に
切り替えたと 27日、公示を通じて明らかにした。
ネクソンは NCsoft の持分を 15% 保有している最大株主だ。
去る 2012年 6月 NCsoft と協力する事に決定して、
NCsoft の持分を引き受けた事がある。
公示規定によれば、5% 以上持分を保有した株主の場合、
持分獲得目的を 「単純投資」 または 「経営参加」 の中から選択して
公示する様になっていて、追後これを任意に変更する事が出来る。
ネクソンは、NCsoft の持分変更は 2年程前よりも更に緊迫した現在の
ゲーム産業変化速度に対して適応する為の物であり、実質的で体系的な
協業関係が必要だと判断した為、今日、持分保有目的を 「経営参加」 に
切り替えたと伝えた。
(inven)
ネクソンは持分引受以後、去る 2年半の間、NCsoft の最大株主と同時にパートナーとして
両社の長期的な競争力向上、及び、価値成長の為に協力していたが、
既存の協業構造では急変する IT 業界の変化速度に対して、機敏に対応するには限界があり、
意味ある成果を収める事が出来なかったと、ネクソン側は立場を明らかにした。
また、ネクソン関係者は、
「最初に "単純投資" と公示したのは、両社間のシナジーを極大化させて、
険難な時期を一緒に乗り越えようという目的があったからだ。
しかし、今回持分獲得目的を "経営参加" に変更した意図は、去る 2年間の間、
共同開発を両社協業で行って来たが、何の成果も出す事が出来なかったからであり、
これからは積極的な投資者として打って出るという意志を明らかにする為だ」 と立場を伝えた。
●NCsoft 「ネクソンが約束を破った...市場経済の信頼は崩壊した」
ネクソンが持分投資を 「単純投資」 から 「経営参加」 に切り替えた事に対して、
NCsoft が公式の立場を通じて残念の意味を伝えた。
(inven)
27日、NCsoft は公式立場を通じて、
「ネクソンジャパンが行った今回の投資目的変更は、去年 10月 "単純投資目的" という公示を
僅か 3ヶ月で覆した。ネクソンジャパン自らが約束を破って全体市場に対する信頼を崩し、
甚だしく残念だ」 と伝えた。
また、NCsoft は
「NCsoft とネクソンジャパンはゲーム開発哲学,ビジネスモデル等が異質的な為、
今回のネクソンジャパンによる一方的な経営参加の試みは、シナジーでは無く、
NCsoft の競争力弱化に帰結される可能性が高い」 と語った。
結局今回の事例は NCsoft の株主価値を深刻に毀損させる筈であり、
一歩先に韓国ゲーム産業の競争力を弱化させるだろうというのが、NCsoft 側の判断だ。
NCsoft 関係者は、
「今後も健全な収益構造を強固にして、長続き可能な成長を成すという経営目標の下、
現在の経営体制を更に強化していく。NCsoft はグローバルにおける先頭ゲーム開発会社として、
優秀な製品開発と革新的な技術開発に積極投資して、グローバルゲーム市場を善導する」 と伝えた。
投稿者 (む) : 2015年1月27日 21:16