アイオンは去る 2013年 9月末から、
65 レベル ミシック等級インスタンスダンジョンの難易度を漸進的に緩和し始めたし、
最近は紫革命アップデートと共に、ダンジョンの攻略難易度を大きく緩和して、
ユーザー達によるダンジョン攻略は、以前よりとても易しくなった。

アップデートの影響で、ダンジョン攻略の為に要求される能力値も、
以前より沢山下向きされて、ユーザー達のダンジョン攻略は更に活性化された。

しかし、ダンジョン攻略難易度が下向きされたと言っても、
相変わらず 65 レベル ミシック等級ダンジョン群は、攻略の為の命中や魔法命中、
HP，魔法抵抗等、最小限の能力値を要求したり、特別な固有パターンを持っていたりする。

こんな最小限の要求事項を満たす事が出来なかったり、
ダンジョン攻略の為の職業別役割等を前もって熟知せず、パーティー / フォースに参加して、
ダンジョン攻略に差し支えを与えてしまうユーザー達も出て来ている。

この様に、自分の仕事をまともに遂行する事が出来ないユーザー達を、
アイオンユーザー達は通り名して 「捨て子」 と呼び、糾弾を始めた。

最近アイオンでは、復帰ユーザーと新規ユーザーの為の多様イベントを実施しており、
これらも既存ユーザーは捨て子と呼んでたりして、この論議は暫く継続される様に見える。

「捨て子」 を糾弾するユーザーたちは、
「多くの人が一緒に攻略するパーティー / フォースであるだけに、
　ダンジョン攻略に差し支えを与えてはいけない。
　自分がプレイする職業のスキル理解とスティグマ装着、自分の役割、
　65レベルとしての基本的なアイテム装着、そして、ダンジョンを攻略する方法等を熟知し、
　パーティー / フォースに支援を行う事」 を頼んでいる。

しかし、「捨て子」 側も言いたい事が多い。

最近アイオンに復帰して捨て子になったというユーザーは、
「2年ぶりに復帰したが、アイテムも用意出来ず、手伝ってくれる知人もいない。
　パーティー / フォース支援をする度に、心配ごとが進む毎日だ。
　願って "捨て子" になった訳では無いんだ」 と、息苦しい心情を伝えた。

最近アイオンを始めたというユーザーも、
「装備を得る為にはダンジョンを行かなければならないのに、
　パーティー / フォースを支援する為には装備を整えなければならず、
　言ってる事が皮肉としか言いようが無い。
　捨て子だと卑下じるのでは無く、教えてくれれば良いじゃないか」 とコメントした。

両者の意見は分断されており、互いの理解が必要な段階だと見える。

なお、アイオンユーザー達は異口同声で、
「ユーザーの努力と時間が投資された装備アイテムがアップデートで無用の物にならない様、
　活用する方案が必要だ」 という事と、
「復帰 / 新規ユーザーの為のシステム用意が必要だ」 と言う意見を明らかにした。

勿論、運営側もユーザー達の意見を認知しており、この部分をケアするシステムを、
次のシーズンアップデートで準備しているとコメントしている。

2月 10日に発表されたテツのノートによれば、既存ユーザーは勿論の事、
新規ユーザーと復帰ユーザーも満足出来る方法として、インスタンスダンジョンの攻略を
支援する為の方案や、不足な能力値を満たしてくれるシステム的な装置を用意する予定だと伝えた。

また、装備の革新も予定しており、アイテムがアップデートで無用の物にならない様、
活用していく補完方法も準備しているという事も伝えられた。

近いうちにユーザー達が感じて来た問題点が、相当部分解消する事と予想される。