2013年7月23日
韓国オンラインゲーム危機、部分有料化が解決方法になるか[ 情報・ニュース等 ] Tweet
モバイルゲーム人気が高くなりながら、一時ゲーム市場の強者だった
オンラインゲームが、危機に陥っている。
全体ゲーム利用者が限定された状況で、オンラインゲームを楽しんだ
人々が、モバイルゲームへと大挙移動した事が原因だ。
(チャンネルIT)
22日、関連業界によれば、今年下半期のオンラインゲーム市場は、
新作が大幅に減少する筈だという見込みが、稀に流れ始めている。
今年発売開始を予定している新作の公開が延期されたり、
プロジェクト自体が中止される筈だというのだ。
これにより、一刻では全体オンラインゲーム市場規模が好況を成した時期に比べて、
50% ほど減少する可能性も申し立てられている。
業界のとある関係者は、
「モバイルゲームの突風により、オンラインゲーム市場に対する懐疑の声が大きくなっている」 と
明らかにした。
状況が状況の為、既に市場でサービス中のオンラインゲームたちは、
生き残りをかけて多様な試みを行っている。
課金方式を変更することもその中の一つで、月額ゲームに分類された 「TERA」 と 「ArcheAge」は、
今年相次いで 「定額制」 を捨てて、「部分有料化」 へと乗り換えた。
部分有料化方式は、ゲーム自体は無料で楽しむ事が出来て、
接近性を高めて利用者を呼び込みやすい長所がある。
その代わり、ゲーム中の核心アイテムやシステムは、有料で決済する必要性も出てくる。
今年、初の部分有料化に入って行ったゲームは、その効果をたっぷり享受している。
「TERA」 を作ったブルーホールスタジオの金代表は、
「ゲームに接続しやすくなって接続者も沢山増えたし、オンラインゲームの特性上、
一空間に多くの人がプレイすれば楽しさも増大される為、雰囲気も全体的に良くなった」 と、
と明らかにした。
多くの開発コストが投入された大作オンラインゲームは、今まで主として定額制方式を使用した。
しかし、現在月額で運営されるゲームは、「Blade&Soul」,「アイオン」,「リネージュ2」,
「World of Warcraft」 等、4種類に過ぎない。
代わりに、多くのゲームが部分有料化方式を採択したり、または切り替えを行っている。
この流れに対して、仕方がないトレンドだという分析もある。
西江大ゲーム産業課教授は、
「モバイルゲーム等、楽しむ事が出来るコンテンツが多くなって、
忙しい時代に簡単に楽しむ事が出来るカジュアルゲームに対する選好が高くなりながら、
相対的にオンラインゲームは粗末を受けている。
部分有料化を通じて利用者たちを呼び起こすしかない状況であり、
アメリカ等もそんな雰囲気になっている状況だ」 と指摘した。
しかし、部分有料化で沈んだオンラインゲーム市場が活性化されるかは、まだ未知数だ。
部分有料化は長所でもあり、短所でもある明らかな方式だからだ。
現在、韓国オンラインゲーム市場で 50週 1位を独走している 「League of Legends」 は、
頻繁なサーバーダウンにより、利用者たちに不便を生んでいるが、適当な責任を負っていない。
利用者たちも、正当な補償を要求する事が出来ない。
これは無料で楽しむ事が出来る 「部分有料化ゲーム」 だからだ。
定額制方式を使っていたのに、途中で部分有料化に切り替えて成功した事例が無い事も、
部分有料化転換に憂慮の声を生んでいる。
「TERA」 や 「ArcheAge」 が新しい試みに出る事に対する期待は大きいが、憂慮は必ずある。
部分有料化に行くしか無いなら、良い部分有料化のモデルを提示して欲しいのだ。
教授は、
「現在のオンラインゲーム業界は難しい状況だが、長期的に考えると、
ゲームコンテンツがまた必要な時期が来る筈だ。
部分有料化を沢山整えた後、新しい方向へと進むモバイルゲームが滞った時、
不安不可避の選択、成功事例を残すという期待も模索する事が出来る、
そんな課金システムへと進化して行ければ良いと思う」 と話した。
投稿者 (む) : 2013年7月23日 20:04