先日、「76歳でアイオンを楽しむ？シエルの最高齢ゲーマー！」という文言で、
アイオン公式ホームページメインページに記事が上がり、多くのユーザー達の関心を受けた、
お婆さんゲーマーの方と、そのレギオンユーザーたちに、ゲームを通じて会って来ました。

オンライン上で進行されたインタビューで、
「76歳年寄りです.^^」 と言いながら挨拶をするお婆さんゲーマー 「ハルモニム」 様と、
インタビュー席に同席したレギオンの方々と共に、今までのエピソードに対して聞いて見ました。

Ｑ．何時から AION をプレイしていらっしゃるのですか？

ハルモニム様
　- ゲーム始めて 1年位になりましたね。前は娘のアカウントで触らせて貰っていたのですが、
　　 5ヶ月前頃に、自分のアカウントを取得してプレイを始めました。
　　アイオンは娘や、末の息子が一緒にプレイしますが、息子の奴は魔族をすると言いました。
　　サーバーは各々他の場所で会う事が出来ないので、一人でプレイしています。
　　一人でのプレイは道を探すのが一番難しく、大変でした。

お子さんたちと一緒にアイオンを楽しんでいるが、同じサーバーでは無く、
一人でプレイなさる中、アイオンで一番大変なのは道を探す事では無いかと仰るハルモニム様。
甚だしくは、天族でプレイするお婆さんと違い、末っ子の息子さんは魔族をしていると仰って、
感情エモーションで反感を示す、可愛い姿も見せてくれました。

それならば、どんなキッカケで、現在レギオンに加入する様になったのか等、
レギオン加入当時の状況を、レギオン員の方にお聞きしてみました。

Ｑ． レギオン加入当時の状況を教えて下さい。

レギオン員の方
　- うちのレギオンに、百人長を引き受けている 50歳台のお兄さんがいらっしゃいます。
　　お兄さんが偶然にも叔母様と一緒にパーティーを成してインスタンスダンジョンを回る中、
　　少しプレイが下手だった事を見て、失礼ながらも年齢をお聞きする様になったと聞きました。

　　年歳を聞いてびっくりしながらも、一方で本人がもう少し面倒を見てあげたい心により、
　　レギオン加入を勧めて、その縁で叔母様がうちのレギオンに来る様になりました。

　- 初めて叔母様がうちのレギオンにいらっしゃった当時、
　　76歳という言葉を率直に信じる事が出来ませんでした。
　　その後、数々のトークをする様になった事で事実である事を理解し、とても驚きました。

　　それと共に、うちのレギオンの母だ思って過ごしてみると、
　　叔母様も若い私共に溶け込む様になり、今やレギオン1 のご意見番になられました。

　　私共が "叔母様" と呼ぶ理由は、少しでも若く見られたいという叔母様の要請に従い、
　　呼称を叔母様で統一する様になったのです（笑）

偶然な機会に触れて、レギオンユーザーたちと出会ったお婆さん。
例えオンラインゲーム内で成り立った縁でも、実際の縁と劣らず重要に思い、
続けようとしているレギオンユーザーの方々。
それらの経歴を経て、今やレギオン1 のご意見番になったとの事。
しかし、色々と問題もある様で...。

ハルモニム様
　- どうしても若い人々みたいにはいかないです。
　　遅れを取らない様、熱心に学んでいます。たまにうまくプレイ出来ず、涙も出る時もあります。
　　私の年代の中には、死んでいった友達がもっとも多いです。
　　ますます記憶もぼんやりして、目も暗くなっていますが、アイオンが出来るので幸せです。
　　最初は痴呆の予防になるという話で始めましたが、最近は寝ようと横になった時、
　　目の前でゲームの続きがチラチラする様になっています（笑）

偶然に始める事になりましたが、全国各地多様な人々に出会えるゲーム空間で、
お婆さんは第2 の人生を過ごしていらっしゃいました。

レギオン員の方
　- 私共が公式ホームページに文を書く様になったキッカケは、
　　楽しく楽しもうとするゲームで、多くの傷を受けていらっしゃるうちの叔母様に対して、
　　お知らせしようと思った事が一番大きかったです。
　　オンライン上で無分別に他の人々を傷つけている人々が余りにも多く、
　　胸が痛むとおっしゃるお話に、目頭が熱くなりました。

ゲームを楽しむ年齢帯が徐々に多様になり、多くの人々が流入されているこの頃、
現実世界と違い、顔が見えないと言って、口には出せない言葉を濫発する、
そんなユーザー達も多くなっています。
こんなオンライン世界は、貴方の目で眺めた時、まさに無法天下である筈。

ハルモニム様
　- 幾らゲームだと言っても、相手は実際に存在する人でありますし、
　　もう少し意味を持って、道を外れない様にしたらと思います。

短いが、深い意味が込められた年寄りの一言に、多くの事を感じる事が出来ました。

アイオンは天族と魔族の戦争を扱っているだけに、相手種族を互いに片付ける事に対しては、
大きく問題になる事は無いでしょう。
しかし、その後に繋がる悪口と暴言は、出会う境遇では年上年下関係無く、大きな傷になる事が出来ます。

レギオン員の方
　- 公式に掲載された文章を書いた後は、多くの方が関心を持って下さり、
　　ただ感謝するだけです。考えもしない関心に、非常に驚いたりしました。
　　フィールドで他の種族に出会っても、露店ウインドウで叔母様の安否を聞いて下さる、
　　そんなユーザーも多くなり、皆様が気遣って下さって、とても感謝するだけです。

　- 叔母様は、76歳という年齢が信じられない程、高いゲーム理解度を保有しています。
　　年齢が年齢であるだけに、若い人と比べた時は少しは遅く、下手な面もある事は事実です。
　　私共が申し上げたい事は、こんな部分を無条件に批判するよりは、
　　少しだけ理解して、気配りして下さったらと思う心です。

お婆さんを本気に思うレギオン員の方々の一言を終わりに、インタビューを終えました。
短い時間でしたが、心暖かい方々と対話を交わし、久しぶりにオンラインゲーム内において、
人の匂いを感じる事が出来ました。

レギオン員の方の一言
　- 叔母様、身体に気を付けながら楽しくゲームして下さい。

　- 叔母様、私たちがゲームを面白くします！いつまでも、いつまでもお元気で！！^^

　- 叔母様がログアウトするその日まで、頑張ろう！

　- 縁は自ら動いた人に近付くと聞きます。
　　叔母様が元気で、より一層多くの縁を作ったらと思います^^

　- NCsoft の方々、うちの叔母様専用の言葉風船タイトル一つだけ下さい（笑）

インタビューに応じて下さった皆様に、もう一度感謝の気持ちを。