去る 1年間、「Blade＆Soul」，「ArcheAge」，「熱血江湖2」 等、
大型 MMORPG らが市場から期待を受けて順次に姿を現したが、
期待分成功する事は出来なかったという評価を受けている。

これにより、巷では MMORPG 全盛期時代は終わるのでは無いかと言う、
憂慮の交じった反応が出てきている状態だ。

3日、ネットカフェゲームリサーチ機関である gametrics によると、
NCsoft 最大力作に数えられる Blade＆Soul の場合、
去る 6ヶ月間の推移をよく見た時、ネットカフェ利用時間は半分以下にまで下落、
全体順位は 1 ～ 2位 から 4 ～ 5位まで下がっている状態だ。

ArcheAge も 「風の王国」，「リネージュ1」 の開発主役と知られたJake Song氏が作ったという点で
多くの関心を集めたが、先月の発売開始時と比べて、利用率が急減している成り行きだ。

エムゲームの 「熱血江湖2」 は、更に状況が良くない。
Blade＆Soul と ArcheAge はオープン当時、順位最上位に留まる事が出来たが、
熱血強豪2 は 20 ～ 30位でグルグル回り、今は 50位圏まで墜落している。

ゲーム市場において、MMORPG の位相はすごかった。
「リネージュ」，「風の王国」，「Mir」，「マビノギ」，「メイプルストーリー」，「アイオン」 等のヒット作は、
世界的な競争力とジャンルの特殊性を土台にして、韓国オンラインゲーム全盛時代を共にしたという評価を受けた。
特に 「アイオン」 の場合、160週以上ネットカフェゲーム順位 1位を果たす等、
空前絶後した記録を立てた作品だった。

しかし、その後はこれといった 「大当たり」 が出た作品が無いという事が問題だ。
「TERA」，「Blade＆Soul」，「ArcheAge」，「熱血江湖2」、
どれも数百億ウォンの開発費用と、数百人の製作陣が参加する等、
正にブロックバスター級のゲームであったが、以前までの熱い関心を得る事は出来なかった。
ここに巷では 「MMORPG 全盛時代は終末では無いか」 という意見も出ている。

一業界関係者は、
「市場は既に飽和状態であり、似たコンテンツとシステムを持ったゲームが出てきても、
　利用者たちとしては当然興味は落ちるしかない。
　また、最近はモバイルゲームが大勢になり、相対的に話題で押された側面もあった」 と明らかにした。

しかし、収益性と作品性の側面から付いて来るジャンルが無いという点で、
ゲーム会社たちは相変わらず MMORPG を押し続けている。
今年以降も各社大作 MMORPG が発売開始される予定だ。

専門家たちは、
「もう一度 MMORPG が羽ばたく為には、プラットホームの多変化時代に積極対応する一方、
　新しいパラダイムを提示する等の革新が至急必要だ」 という助言を与えている。