外国係証券会社モルガン・スタンレーは、「NCSOFT GAMEOVER」 という投資報告書を通じて、
既存 37万5000ウォンだった目標株価を 13万ウォン まで大きく落とした。

モルガン・スタンレーが会社の成長性に対して否定的な意見を出した理由は、
外部環境が益々不利に変わっているが、これを打開するに値する、
新しい成長動力が不在だという理由からだ。

モルガン・スタンレーは、
「韓国市場は League of Legends，Diablo3 等の外国製ゲームによって掌握されたし、
　ここに追加でモバイル熱風がふき、既存オンラインゲーム事業者の収益モデルは
　大きな脅威を受けている」 と診断した。
しかし、中国で発売開始される新規ゲーム（Blade＆Soul）は、
予想出来なかった成果を出す筈だという説明も行った。

実際、このレポートの為、証券市場は急激に揺れ動き、
NCsoft の株価は一時 13万ウォン台まで下落した。

だが、未来アセット証券は、この結果に大使、反した報告書を提示した。
「ゲームはまだ終わらない（Game is not over yet）」 という報告書を通じて、
相反した立場で現株価は非常に低評価された状態だという意見を提示した。

未来アセット証券の研究員は、
「去年は外国製ゲームから韓国市場を防御する立場だった。
　2013年は、海外市場へと拡大する年になる」 と言い、目標株 31万ウォンを維持した。

GuildWars 2 と Blade＆Soul の場合、既に商用化には成功しているし、
それぞれ拡張パック発売開始、及び、中国市場攻略を通じて弾みを用意するという点で、
これからの収益性は大きく改善すると言うのが、彼の意見だ。

しかし、業界では、モルガン・スタンレーの投資報告書に力を加えている雰囲気だ。
実際に、色々 NCsoft には不利な信号が現れている。

まず、AION，リネージュ2 といった人気ゲームの売上が、競争会社の新作と蚕食効果を起こし、
利益が素早い減少幅を見せている。
去年野心満々と公開した Blade＆Soul もトラフィック減少傾向を見せているし、
これからの見通しも良くないという分析が出ている。

ゲーム業界のとある関係者は、
「2008年、AION が発売開始された時とは、雰囲気があまりにも違う。
　中国でも、あまり良くない条件でパブリッシング契約を結んだ事が分かった」 と語った。

証券業界のとある関係者も、
「確かに市場環境が急変しているにも関わらず、戦略修正無くオンラインゲームに重点を置く、
　現在の姿は望ましい事では無い」 と言う意見を提示した。

NCsoft に幸いな事は、GuildWars 2 の去年販売量が、
予想値を飛び越える 300万枚を突破し、一時の希望が生じたという点だ。

同時に、キム・テクジン代表が直接モバイル事業を強化すると明らかにしただけに、
業界の一方では今年から出る具体的計画に注目している。