回避は、レザー系列クラスであるボウウィング，シャドウウィングが一番似合う能力値だ。

基本的に、レザー系列防具は回避能力値が高く、ボウウィングとシャドウウィングは、
特性スキルも持っており、他のクラスより回避が高い。

それ以外にも、一定時間回避を高めるスキルや、
回避後に連結して使う事が出来る連続スキルなど、多様なスキルを保有している。

※回避チャントウィングと回避ソードウィングは過去の話

既存は、チャントウィングやソードウィングがレザー防具を着て、回避セッティングをする場合もあった。
しかし、3.0 アップデート基準 60 レベル最上位防具群は、職業に従って系列別着用制限がある。
即ち、チャントウィングやソードウィングが、レザー系列防具を着る事は出来なくなったのだ。

●実験内容

物理系列の生存能力値であるだけに、回避も相手の命中と関連性がある。
相手の命中よりも、自分の回避が幾ら上なのかによって、回避の発動確率が決まるのだ。
それならば、

　１）回避は命中よりどれ位高いと良いのか？
　２）回避の最大確率はどの位なのか？

実験で確認してみた。

●実験条件

１．攻撃キャラクターとして、命中 2300 のソードウィングを準備する。

２．被撃キャラクターとして、回避 2300 のシャドウウィングを準備する。

３．シャドウウィングの回避数値を 50 ずつ高め、ソードウィングに 1,000回 ずつ攻撃される。

４．回避と命中の差によって、回避が発動する確率の変化を確認する。

●実験結果

●回避の効率的な数値と、最大効果を確認

回避数値と命中数値が等しい場合、回避が発生しなかった。
以後、回避数値が高くなる事によって、回避が発動する確率も徐々に高くなったし、
回避と命中数値の差が 300 になると、それ以上の回避確率は高くならなかった。

即ち、

１）回避の最大効率は、相手の命中より 300 高い数値である事。
２）約 30％ まで避ける事が出来るという事を確認する事が出来た。

次のグラフを参考にしよう。

X軸 ： 回避 - 命中数値， Y軸 ： 1,000回攻撃中に回避した回数

●レザー系列の 60 レベル基本回避は 2,300内外

長所が多い回避セッティングだが、諦めなければならない事も多い。
3.0 アップデート基準の 60 レベル レザー系列クラスの基本回避数値は、2,300 内外だ。

一方、命中オプションが付いた 60 レベルヒーロー武器を持った場合、
基本命中は 2,400 内外まで合わせる事が出来る。

一言で言えば、60 レベル武器を持った相手では、基本回避だけで回避する事は出来ない。
その為、回避に最適化されたセッティングをする為には、
職業毎に持っているバフスキルを活用しながら、魔席まで回避にセッティングする必要がある。

ちなみに、60 レベル レア等級回避魔石は +17，命中魔石は +27 だ。
回避を活用しようと思うなら、もっと多くの魔石投資も必要であり、
命中セッティングの相手と PvP した場合、とても大きな損害を被ったりする。

回避セッティングに挑戦しる場合は、充分に悩んで選択しなければならないでしょう。