●宝箱獲得権限の購買と販売

・バイトパーティーが出来た背景

要塞を占領すれば入場する事が出来るインスタンスダンジョンでは、アビスポイントに交換出来る
「古代の遺物」 と、アビスアイテム交換に必須要素となる「手柄勲章」 が出る 「宝箱」 が報酬として与えられる。

この様な宝箱の個数はパーティーによって違う様に保障されるので、
ボス攻略の前にパーティー員の間で予め調律を通じて、
誰が何番の箱をいくつ開くか、で分配するのが普遍化した方式だ。

バイトパーティー文化が盛んな理由は遺物や手柄勲章の為

普遍化が進むと、ギーナを渡し、宝箱の獲得権限を購買する 「社長」 と呼ばれる概念が初めて登場、
社長が 「バイト」 を募集するパーティーが徐々に日常化されていった。

1.5 アップデートで上層要塞インスタンスダンジョンと共に登場したエリートアビスセットは、
PvP は勿論、多方面で性能が超越している上級アイテムだった。

これら防具のセット効果や、武器の力強いオプションは、PvP を好むユーザーに大きな魅力で近付いたが、
アビスアイテムを一日でも早く得ようとするユーザーと、セットを揃えるという目標に気経に挑戦するには
とても遠い存在なユーザー間に 「ギーナでお互いに目的を達成する」 契約が成された。

社長の役目をするユーザーは、アビス装備を得る為に宝箱の報酬が必ず必要であり、
これの為にバイトにギーナを支給する。

反対に、バイトの役目をするユーザーは、宝箱の報酬は相対的に不十分であり、
これを 「ギーナ」 に換算してバイトをする様になる。

雇用者と雇用人の合意点で出現したバイトパーティー文化

勿論、大きな心に決めて社長になってバイトを雇い、インスタンスダンジョンを訪問したにも関わらず、
ハズレになったら切ないが、それでもギーナを使って来る様になるでしょう。
社長には、それだけの魅力があるのだ。

ユニークアイテム 4個を得たアラカバイトのケース

ケースによって少し変化するが、大部分バイトユーザーはモンスターを片付けて、
ドロップアイテムの獲得は可能になる為、バイト費以外にも追加収益が発生する。
運が良ければ、神石やユニーク等級装備を得る事も出来るのだ。

・支給方式の変化と場所拡大

過去、宝箱 1個当たり、いくらのギーナを対価で支給した姿で登場したアルバイトは、
最近では雇用人 1人当り、いくらを支給する姿として変化した。
竜界アラカの場合、採集を通じて一定確率で獲得する事が出来るブラック アース ダリアの宝箱や、
一定確率で登場する 「泣き虫シロキンの宝箱」 など、追加で宝箱を得る事が出来れば、
雇用費用を追加支給する 「ボーナス」 概念が出る雇用として拡がった。

一時前は、上層要塞でのバイトが全てだったが、コンパニオン システムがアップデートされてからは、
炎の神殿，スティールクロウ号，ドラウプニル洞窟などでも、コンパニオン システムを活用したバイト概念が登場した。

多くの人々が探す新しい概念のパーティーだが、勿論、これらの間でもある程度危険負担がある。
システム的に支援する形態では無い為、「対価を支払わないとか、すべき事を行わない」、
いわゆる 「詐欺」 に合う危険もある。

それにも関わらず、養子間の条件を完璧に満足させる AION の 「バイト」 パーティーは、盛んに行われている。

今の所はあまりに普遍化したパーティー概念であるだけに、自然と詐欺問題も縮小しており、
成功的な安着の原動力となっている様だ。

そして、最近アップデートで登場した軍団長セットの性能と、竜界要塞インスタンスダンジョンである
アラカの登場は、これらの市場を拡大させるに十分だった。

前述した様に、早く終わって確かな報酬が与えられる要塞インスタンスダンジョンは人気が持続しており、
さらに力強いアビスアイテムが登場する事が期待される AION では、新しく席を取ったバイト文化がもっと拡大、
発展する見込みだ。

私にはあまりにも遠い軍団長武器！諦めてギーナを稼いだ方が楽？