●2.6 アップデートに対する AION ユーザー達の意見

インタビューに応じてくれたユーザー達みんなに、今回の AION 2.6 アップデートに対して、
どの様に思ったのかに対する共通質問を投げてみたが、ユーザー達の返答は概して手厚い内容だった。

インタビューに応じて下さったユーザー達の大部分が、AION 2.6 アップデートに対して、
大きく期待していなかったと言う。

しかし、アップデート以後、細かい部分に新鮮な変化が入ったし、まだ定着していない
新しいシステムが、だんだんと改善を通じて、良い姿になっていくのを期待すると返答した。

一方、竜界の地形修正、及び、キスク設置制限パッチに対して、これらは当たり前のパッチだが、
それによって戦争コンテンツを楽しむユーザー達の活動場所が減少したという点で、憂慮の声が上がった。

AION 2.0 以後、争う場所が充分に提供されていない為、戦争を楽しむユーザー達には
不満が積もっており、今回提供されたシレンテラ回廊の修正は、両者共に不便になったと言うのだ。

戦争は主要コンテンツ。しかし、ますます争う場所が消えるという恐れがあった。

また、2.6 アップデートよりも、同時開催される事になった初心者用イベントにて、
ルドラからドロップする装備や、アビス深層で手に入る武器が手に入ったというユーザーもいて、
2.6 アップデート内容よりも話題になった。

イベント以後、ユーザー達がレアアイテムを得たという声が相次いでいる。

新鮮なアップデートと評した 「自動パーティーシステム」 と [ユニーク装備箱」 の登場に対しては、
一人のユーザーが質問に答えて下さった。
このユーザーは、先ほど炎の神殿で、自動パーティーシステムを使ってみたと言う。

そのユーザーの言葉によれば、パーティー構成が妙に構成されたと言う。

Lv31 ソードウィング，Lv40 シャドウウィング，Lv38 シャドウウィング，Lv36 スピリットウィング，
Lv40 スペルウィング，Lv33 チャントウィング、こんなにパーティーになり、チャントウィングの
レベルが低い為、ヒーリングにおいてパーティーの死亡者が続出、ソードウィングのタンクも
円滑に行う事が出来なかったと伝えた。

この様に、自動パーティーの問題点として、パーティー構成が予測しにくいという点が際立った。

ユニーク武器箱も改善の余地がある。

ユニーク装備箱はどうだったかという質問には、他の方が返答して下さった。
インタビュー前日、ソードウィングで炎の神殿に行き、クロメデ武器箱 2個と、
ホワイトブレイズ武器箱 1個を獲得して箱を開いたが、
箱 3個開けても欲しいと願ったユニークハルバードは出なかったと言う。

炎の神殿だけでなく、スティールクロウ号もユニーク装備獲得方法が変更されている。

その後、炎の神殿は諦めて、レベル 40 にしてスティールクロウ号に行く様になったが、
そこで幸いにもフトゥキンの武器箱を得たと言う。
しかし、箱から出たのは近接武器では無く 「弓」。
特定職業は、パッチ前よりも願う武器を得るのがもっと難しくなった様だと仄めかした。

AION 2.6 アップデートのメインコンテンツ、第2 テンペル訓練所はどうだったかという質問には、
大部分のユーザー達が体験した事を明らかにした。

そこで、第2 テンペル訓練所に対する意見を聞いて見た。

第2 テンペル訓練所のボス 空間を拗るバンク

第2 テンペル訓練所インスタンスダンジョンを攻略してみた所、とても短く完了した為、
初めは 「これが新しいダンジョン？」 と思う気がしたが、数回攻略して見ると、
少々の時間で記章を 500個程度を得る事が出来る為、概ね満足だったと言う意見が多かった。

しかし、相変わらず第1 テンペルと同じく、消耗品を補うギーナなどの獲得手段が無い事で、
不満点をあらわにするユーザー達もいた。

新規ペットに対する不満もある。いつプラチナ勲章貰えるの？

新規ペット 「逃亡したポピー」 を初めて飼ってみた時、とあるユーザーは、
以前低確率でヒーロー等級ウィングを与えると言い、注目を浴びたペットを思い出したと言う。

幸いにも先入観はある程度解消されたが、ポピーのエサの報酬として精霊石が出た時、
失望したというユーザーもいた。

ユーザーの一人は、次の日の午前、公式ホームページ上で、プラチナ勲章を得たという文章が
掲示板に上がってきたのを見て、これも羽と同様に手に入りにくいと言う事を理解し、
プラチナ勲章を特別に期待する事は無くなったと語った。

新規錬金術レシピについて、製作をしてみたかという質問に対しては、
幸いにも一人が 第2 製法 を取得して製作して見たと言った。

新しい第2 製法の登場

これは既存の上級スクロールと製作単価は大きな差は無く、今回の新規レシピで登場した第2 製法は、
材料を以前よりも求めやすくなったという点で十分意味はあるとコメントした。

ユーザーインターフェースに追加された 「遺物電卓」 と 「24Hz 音楽」 を使ってみたかという質問に対しては、
新規レシピを取得したユーザーの方が、製作で余った時間に 24Hz を使ってみたと発言した。

本人は、主に製作をした後 24Hz を使っていたが、今回はアップデートされた為、
製作しながら使ってみたと言う。
毎回ホームページに行って該当のページを探すという事がとても不便な要素だったが、
ゲーム内にショートカットボタンが生じた為、ボタン一つで直ぐページ移動が出来ると言う点で、
非常に気に入ったと言う。

●新システムは新鮮だが、まだまだ十分な改善が必要だ...

簡単な質問と返答で、今回 AION 2.6 アップデートを眺めるユーザー達の反応を調べた。

ユーザー達の大部分が、今回のアップデートで登場した新システムに対して、
新鮮だという反応と、充分でない部分は改善する必要があると願う姿を見せた。

そして、今後も既存のコンテンツを死滅させて、ユーザー達の楽しさを減らすアップデートには
警戒しなければならないだろうだという意見もあった。

天族と魔族が争う場所が必要だ。今の竜界はとても不便になっている。