次は、最初に攻略を先導したユーザーから聞いた話を記者が整理したものだ。

パドマシャレイドは、入場に必要な鍵が必要な為、試みにくい部分がある。
その為、最初の攻略以後、アルカルサーバー魔族では、サーバー単位イベントを進行する様に、
二週間に一回ずつ、パドマシャレイドを進行する様にしたし、今日がその日だった。

入場後、注意事項、及び、攻略説明後、レイドを始める為に守護者を倒していたら、
急にシステムメッセージで、「15分後にパドマシャ洞窟が初期化される」 というメッセージが表示された。

本来、パドマシャやセマタの様なドラマタ攻略には、2時間の時間制限と、
72人の人数制限が存在したりするが、今回は入場した直後だった為、
その時間制限が何故表示されたのか理解出来なかった。

初めてパドマシャ攻略を試みた時から多くの事項が別途告知なしに変化していた為、
むしろ守護者処置過程に追加的な時間制限が置かれて、難易度が高まったのかと思った。

そしてその後、 4匹の守護者を倒し、パドマシャ攻略に入っていって 10％ 減らした時、
入場した全てのフォース員が外へと強制排出された。

GM コールを通じて受けた GM の返事では、
パドマシャ戦闘は、本来時間制限が存在して、これを越える場合は攻略失敗となり、
この時間制限はパドマシャを攻撃した時点から適用されるという。

GM の言葉通りなら、今回の私たちの攻略は、時間制限で失敗した事となり、
パドマシャは初期化されなければならないだろう。
しかし、予備の鍵で１人で入場してみた結果、守護者は見えず、パドマシャは目覚めていた。

即ち、初期化されずにそのままの状態であり、ユーザーたちだけ外に強制移動させられたのだ。

それならば、この時考えられるのは一つだ。
誰かが私たちが入場する前に先に入場して制限時間カウントを始めて、
私たちは誰かが既に活性化された時間制限の状態で入場したという事だ。

もし私たちが予め事情を知っていたら、他人が活性化させたダンジョンに、
私たちの鍵を使って入場するなんて事はしなかった筈だ。

要約すると、

（１）他のユーザーが既に活性化させたダンジョンに攻略フォースが侵入した。
（２）既存入っていたユーザーによって、時間制限は進行されていた。
（３）攻略フォースは前ユーザーの時間制限の影響で、15分しか残されておらず、強制移動した。
（４）強制移動されただけで、内部のパドマシャは初期化されなかった。

多くのサーバーでドラマタの攻略が盛り上がっているこの頃、この構造は少し問題だ。
多くの人員が集まらなければならないレイドの特性上、サーバー掲示板、及び、
ゲーム内でのレイド募集を取り止める事は出来ない。
もし、とある個人が嫌がらせで募集時間より少し先に入ってレイドを活性化させたら、
その時間に集まった幾多の人々は、上の様な状態になる事が出来るからだ。

ドラマタレイドは簡単に攻略募集を見る事ができ、こらら全てが同じ経験をする可能性がある。

今の様な形式で、ドラマタ洞窟を運営されるとしたら、少なくとも入場を希望するユーザーたちが
洞窟の状態に対して分かる、システム的装置が必要だ。
例えば、こんな形式のシステムが用意出来れば効果的だと思われる。
入場の為にダンジョンをクリックした場合、次の様なメッセージが出るのだ。

　「現在パドマシャの洞窟は**名入場で活性化されており、
　　次の初期化時間までは ** 時間残っています。入場しますか？」

　「現在パドマシャの洞窟は非活性化された状態であり、
　　入場と同時に活性化が始まり、2時間の時間制限が生じます。入場しますか？」

或いは、これを一般フィールドから分離させて、インスタンス形式で転換させたら、
この様な問題を解決出来るだけでなく、以後ドラマタレイドがもう少し盛んになり、
入場に置いて同じ陣営のユーザーが争う事を拒む事が出来るでしょう。

一日も早く、これに対する NCsoft の修正が必要だ。