2011年2月23日
易しくなったテンペル訓練所?一足早く来たテンペル変化[ AION - 2.5特集 ] Tweet
テンペル訓練所がライブサーバーに上陸し、いつの間にか一ヶ月近い
時間が経過した。
今まで本当に多くのユーザーたちが楽しく、或いは、アイテムを目的に
テンペル訓練所を訪問した。
このイメージ図もいつの間にか一ヶ月
最近では、通れない壁と呼ばれていたバンク攻略もたびたび聞こえ、
テンペル訓練所の神聖アイテムを得たという話も難しくない様に
聞こえる様になった。
これらは多くのユーザーたちがテンペル訓練所に慣れたからだと思うが
まだまだ少なくないユーザーは 「難易度」 と 「クリア時間」 を理由に、
テンペル訓練所を敬遠している。
経験が無ければ一定以上進行しにくい上に、進行するといっても
長い時間が掛かるからだ。
これに対する NCsoft の思いやりなのか、去る 18日テストサーバーに
適用されたテンペル訓練所の下向きパッチが、本日ライブサーバーに
全く同じ内容で適用された。
しかし、パッチノートに記載された内容だけでは、具体的にどんな風に
変化したか、確認するのは難しい状況。
そこで inven では、具体的な確認の為、テストサーバーで活動する
ユーザーたちに話を聞いてみた。
(inven)
●一部モンスター能力値下向き
今回の下向きパッチ内容の中で、一番目立つのは直接的に難易度に影響を与える要素の為、
多くの期待を持つ部分だったが、実質的な体感はあまり無かった。
何故かといえば、ダメージが弱くなったと感じられる場所は 7段階未満の戦闘だけで、
事実上 7段階以上からは以前と特に違わなかったからだ。
結局終盤はそのままのダメージを誇る...
しかし、一つ注目するに値する点がある。
いくらかのモンスターたちのパターンが調整されたというのだ。
特に目立つのは、バンクが使う闇の吸血が少し変化したという。
既存はこのスキルを食らう場合、ほぼ無条件に 5秒間全く動けない麻痺状態になったが、
今回のパッチにより、このスキルに抵抗する確率がある程度生じたというのだ。
勿論、相変わらず麻痺にかかる確率が低い訳では無いが、少しでも抵抗する確率が生じたという事は、
現在バンクを倒す為に試みている多くの挑戦者たちに、大きく役立つ様に見える。
今まではユーザーの動きを大きく制限したが、これからは少し楽になる?
●一部モンスター登場個数下向き
他の戦闘では、これといったモンスター個体数減少を感じる事は出来ないが、
6段階戦闘で出会う 「ウンペストファイター」 と 「リーチ術士」 の個体数は結構減った事を感じられた。
6段階の場合、倒したモンスターたちの死体まで処理しなければ復活してしまう為、
戦闘を進行しながらモンスターだけでなく、モンスターの死体にも気を遣わなければならなかった。
登場するモンスターの数字も大きく負担となる部分だったのだ。
今回、6段階で登場するモンスターの個体数が減少する事により、パーティーの負担も減り、
クリア時間短縮にも影響を及ぼす様になるでしょう。
始めは 3匹だが、徐々に同じ数のモンスターが素早く登場する 6段階
もちろん、全ての死体を処理して 6段階ボス戦を始める為には、
特定モンスターを生かしておいて死体を処理する過程が必要だが、
既存と比べて楽になった事は確かだ。
●一部モンスター登場時間短縮
モンスターの登場時間短縮は、テンペル訓練所難易度を上げるパッチと誤解出来るが、
実際はクリア時間短縮に関わる部分だ。
テンペル訓練所を進行していると、特定区間では登場したモンスターを全て片付けたとしても、
次のモンスターたちが登場せず、訳もなく待機する時間がある。
その代表的な例が、龍族たちと戦闘する様になる 4段階で、今回この待ち時間が減少したのだ。
これにより、不必要に待機しなければならなかった時間が消えたし、その結果実質的なプレイタイムも減少した。
これからは無駄に時間を待たなくても良い
●完全なヘレナの闇の火種エフェクト追加
8段階のラストボスである 「完全なヘレナ」 は、多彩な広域魔法と状態異常が主力のボスで、
陣形を維持して攻略するよりも、動きながら距離を維持しなければならない事が多い。
問題は広域攻撃魔法を詠唱しながら、これと同時にユーザーの足下を対象にして使われる
「闇の火種」 というスキルで、広域魔法にだけ気を使い、自分が対象なのか分からない場合が度々あった。
甚だしくは、既存は闇の火種使用エフェクトが青色に輝くだけだった為、
目視でもちゃんと見えず、気が付いた時には羽を広げたキャラクターを眺めなければならなかった。
しかし、今回のパッチにより、エフェクトが少し強化されて、単純な青みからもう少し明るい花火の様な
エフェクトに変更され、以前より確認する事が容易になった。
パッチ後、実施にプレイしてみたユーザーたちも、「以前より気を遣う事が減った」 や、
「比較的敗者復活券を沢山消耗したヘレナで敗者復活券を貯められる様になった」 という所感を明らかにした。
●全体的な下向き、しかしまだ惜しい仕組み
今回のパッチで、NCsoft もテンペル訓練所に変化が必要である事を認識している事が分かった。
ユーザーたちが建議した様に、実質的な難易度を低めて、長いクリア時間まで縮めようと思った事がその証だ。
実際に、パッチ前にバンク処理まで 2時間 12分 掛かったという1ユーザーは、
パッチ後はクリア時間が 1時間後半台まで短縮されたという話をしたりした。
しかし、それでも現在のテンペルが十分と見る事は大変だ。
記事を作成しながらインタビューした多くのユーザーたちは、今回のパッチに対して歓迎する立場を取っているが、
まだテンペルには問題が多いという点を指摘した。
その中でも一番多くのユーザーたちが答えたのが、ますます多くなっている 10-5段階終了現象だ。
テンペル訓練所は段階別に仕分けされている為、1段階上がる度に報酬が急激に変化するが、
それに比べて詳細段階間の報酬は冷遇で微妙な方だ。
言い換えれば、9段階クリアと、10段階クリアの差は大きいが、
10-4段階クリアと、10-5段階クリアの場合、記章の差が大きくないという事だ。
しかし、この0.1段階をクリアする為に必要な努力の格差は比べる事が出来ない。
こんな理由で、無理して10-5段階をクリアするよりも、
10-4段階までクリアして訓練を終えるパーティーが、徐々に増えている現状だ。
インタビューを進行した1ユーザーは、こんな現象について、
「ユーザーたちはゲームを終えた後はとても現実的であり、効率だけを優先する」 と表現したりした。
もちろん、効率を計算する事が間違っているという事は出来ない。
しかし、そんな現状の背景が、ゲーム内の動機になって不足だという理由なら惜しさが残る。
何とも、今回のパッチが一回きりのフィードバックに終わらず、持続的に繋がる事を期待したい。
投稿者 (む) : 2011年2月23日 20:29