売上と営業利益が歴代最大数値を記録して増加した背景には、

　・歴代最大年間売上 1,812億ウォン（134億円）を記録したリネージュの貫禄
　・AION 売上が 3年連続増加するなど主力製品の堅実な成長勢
　・ビジネスモデル多様化の成功的な安着

を持つ事が出来る。

特に、去年サービス 12周年を迎えたリネージュは、絶え間無い顧客ニーズ分析とコンテンツアップデート、
サービス改善を通じて、最高の成果を得たというのが会社側の説明だ。
また、主力 MMORPG である 「リネージュ」，「リネージュ2」，「AION」 などが、
サービス以来、累積売上 3兆ウォンを越す成果を記録した。

地域別売上では、韓国 4,166億ウォン（約309億円）、日本 792億ウォン（約58億円）、
北米 486億ウォン（約36億円）、ヨーロッパ 343億ウォン（約25億円）、台湾 224億ウォン（約16億円）で、
ロイヤリティ部分は 487億ウォン（約36億円）を記録した。

製品別売上では、「リネージュ」 1,812億ウォン（約134億円），「リネージュ2」 1,182億ウォン（約87億円）、
「AION」 2,617億ウォン（約194億円）、シティ オブ ヒーローズ 158億ウォン（約11億円）、
ギルドウォーズ 125億ウォン（約9億円）、その他カジュアルゲームなどが 116億ウォン（約8億円）を記録した。

これと共に、NCsoft は今年の実績目標として、売上最大 7,000億ウォン（約519億円）、
営業利益最大 2,100億ウォン（約155億円）を発表した。
期待作 「Blade&Soul」 と 「Guild Wars 2」 を先に立たせて、実績成長を牽引するという立場だ。

李最高財務責任者（CFO）は、
「2010年はリネージュの歴代最大実績と一緒に、既存ゲームたちが安定的な成長を見せてくれた年だった。
　2011年は顧客親和的運営政策とサービス導入、モバイルプラットホームに対する投資拡大、
　新作発売開始などが主な話題になるでしょう」 と明らかにした。

引き続き彼は、
「Blade&Soul と Guild Wars 2 という去る 10余年の間のゲーム開発、及び、
　サービスノウハウが総集約された更に先を行くゲームの発売開始を通じて、
　グローバルゲーム会社として新しく成長する一年になると期待する」 と付け加えた。