2010年12月12日
煉族の秘密[ AION - 2.1特集 , AION - 2.5特集 ] Tweet
煉族とは、大破壊当時、竜界に孤立したアトレイア人の子孫だ。
外見的特徴は、左側の肩にだけある赤い色の羽、及び、真っ白な肌、
緑色の瞳で、この様な変化が起きた原因は、竜界に孤立した後、
仕方なく吸収する様になったドラナの効果と推測している。
長い間孤立して竜族と争って来たが、現在は力が尽きて少数だけが
生き残っている状態であり、竜界に入って来た天族と魔族に対して
冷淡な姿勢を取っている。
その為、プレイヤーは煉族との関係改善の為に、彼らの悩みを解決する
クエストを進行する事となる。
また、少数の煉族は、同じアトレイア人ながらもお互いに争っている
天族と魔族、両方に不信感を持っていたりしている。
●天族にも魔族にも忘れられた存在
煉族が何故はるか遠い竜界まで進出したのかを話そうとすると、まず、大破壊以前まで遡らなければならない。
大破壊が起きる以前、つまり天族と魔族が分かれる以前、世界人アトレイアだった時代、
当時主神の中の一人だったシエルは、竜界に忍び込んで作戦を広げる人々を集め、レギオンを編成した。
レギオンの名前は 「シエルの槍」。
シエルが導いた最初の精鋭軍団という名誉の下、最高のディーヴァ達が集まった。
これらは竜界で竜族の侵略に対立し、彼らの神殿を破壊して竜族を討伐した。
しかし、大破壊が発生し、これらを導いた主神シエルは消えてしまって、
物理的にアトレイアに帰る事が出来る方法さえ消えてしまった。
弱り目に崇り目で、アトレイア人が天族と魔族に分かれて争いを始め、
「シエルの槍」 と言う存在は、皆の記憶の中から忘れられてしまった。
何らの支援も持つ事が出来なかった人々がすがるのは、ただ自負心一つだけだった。
主神シエルが選抜した最高の兵士。竜界で生き残った誇らしい種族。
例え姿は以前と変化したが、他の誰より長い間熾烈に竜族と争って来たという自負心で、
一丸となって団結している貴い戦士、それが煉族だ。
●煉族は姿が何故違うのか?
アトレイアの生命体が生きて行くのに重要なものはオードだ。
しかし、竜界でオードを探すのはあまりにも難しい事だった為、煉族は他のものを受け入れなければならなかった。
すぐ近くにはあるのは、竜族の生命の根源であるドラナだった。
結局、煉族は生き残る為にオードの代わりにドラナの力を受け入れる事にしたし、
その結果、煉族は徐々に姿が変化して、最終的に今の姿に変化したのだ。
そして現在、煉族はオードの力でもドラナの力でも無い、第3 の生命力を持った存在となった。
度が外れていると思える程に白い肌と緑色の瞳、左肩にだけ覆われている羽が煉族の特徴
●煉族とカスパール
煉族が竜界で生き残る事が出来た理由には、神秘なエリム 「カスパール」 の助けが大きかった。
インギスオンの平凡なエリムだったカスパールは、大破壊時アイオンの塔の破片が身にめり込み、
その後、アイオンの意志を受け入れて、インギスオンのオード生命体を求めるのに全ての力を注いだ。
そして、植物と話す事が出来る力を持った幼い煉族がカスパールと接触し、
全ての煉族もカスパールの助けを借りて、竜界で生き残る事が出来たのだ。
その後、カスパールが苦痛を受けている今、煉族は恩恵を返す為にカスパール内部に入って行って、
モンスターを消し去ってくれる人々を尋ねている(この部分は魔族ミッションでよく説明されている)。
カスパール内部に煉族が登場するのも正にこの為
●煉族と天族と魔族
大破壊以後、長い歳月の間、他の助け無しに竜族と争って行った煉族。
その為、一歩遅れて竜界に尋ねて来た天族と魔族はあまり嬉しい存在では無かった。
大破壊以前のアトレイア時代を覚えている煉族達にとって、
同じアトレイア人達同士争っている天族と魔族の姿はでたらめな悲劇であり、
それ以上でもそれ以下でも無いのだ。
その為、大部分の煉族は天族と魔族に対して冷淡な態度を取っているし、
とある煉族は、大破壊が起きて主神シエルの消えた責任は天族と魔族にあると言いながら、
これらと協力関係を結ばないまま竜界で一人で立てる自己救済策を用意しなければならないと主張している。
一方、竜界に到着した天族と魔族は、共通の敵である竜族に相対している煉族と良い関係を維持する必要があった。
この為、プレイヤーは困難な状況に陥っている煉族を手伝い、多様なクエストを進行する事となる。
天族と魔族は煉族と良い関係を結ぶ為に努力している
しかし、煉族はそんなに有り難がる様では無い
●煉族と竜信徒
クエストを楽しんでいる人々なら気付いたと思うが、煉族が与えるクエストの大部分は、竜信徒を倒す事だ。
周辺に他のモンスターも多くいて、大元である竜族もいるのに、何故煉族は竜信徒に拘るのか?
それは、竜信徒の正体が龍帝に洗脳された煉族だからに他ならない。
数少ない煉族を拉致して洗脳する竜信徒
彼らのリーダーも元々は煉族だった
大破壊以後、龍帝ティアマトは竜界に孤立した煉族を、残忍な方法で苦しめる事に決めた。
直ぐ煉族を洗脳させて、自分の忠実な部下である竜信徒で作り、
竜信徒を使って残りの煉族をずっと狩る事を計画したのだ。
龍帝のこの計画は成功して、煉族は力を失う事となった。
現在、村も無しにあちこちに煉族が散らばっている理由も、まさにこれが原因だ。
自分の息子、兄弟が、ある日急に敵となり、帰って来た時には刀を交わす様になる。
最初から種族数が少なかったのもあり、また、幼い子供達も捕まる事となって、
煉族の滅亡は避ける事が出来ないものとなってしまった。
その為、残っている煉族は、プレイヤーに一時自分の娘で仲間だった人々を、
代わりに倒してくれと頼むのだ。
煉族の遂行師弟を退けてくれと言う平凡なクエストだったが...
実は自分の娘を代わりに倒してくれという母の悽絶な頼みだった
●煉族と巨神兵
現在、煉族は竜族と竜信徒の攻撃の為、天族と魔族の協力を受けなくては、
竜信徒と竜族の攻撃に堪える事が出来ない状況だ。
しかし、ある煉族は他の助けを借りなくとも、煉族だけの力で立たなければならないと主張している。
これを実現させる力は、竜族までも無視する事が出来ない力だ。
主神アイオンが作ったまた他の存在、ヌビリム。これらが伝説の兵器である巨神兵を作っている。
竜界には、煉族の夢を実現させてくれるかも知れない存在、ヌルリムと巨神兵があった。
ヌビリムは、主神であるアイオンが巨神兵を作る為に創造した存在で、大破壊以前から存在したと知られている。
これらの特徴は、オードやドラナでは無い、第3 のエネルギーで動くという事で、
一部煉族は、これがオードとドラナ、二つとも受け入れて他の力を使う様になった自分たちと、
似ている力を発揮する事が出来ると信じている。
実際に煉族を導いたリーダーの中の一名、賢者アランは、「ヌビリムの遺産」 に対する情報が隠されているという
忘れられたヌビリム工房を探し出して、何かを調査している最中だ。
(天族クエストの中で、煉族の要請から始まるクエストがこれに該当する)
●力強い破壊兵器、巨神兵
巨神兵は、大破壊以前に竜族と争う為に作られた巨大な兵器で、
龍帝を除いたかなりの竜族は、影も形も無く飛ばしてしまう事が出来る力を持っていたと言う。
しかし、竜族との激しい戦闘を経て、一つずつ壊れたし、大破壊が起きた後、
巨神兵に対する大部分の資料は消失してしまった。
しかし、巨神兵が持っている力は多くの人々の脳裏に残っていた為、
天族と魔族、両者巨神兵に対する資料を探す為に、今も東奔西走している最中だ。
●これから煉族はどうなるのか?
前で説明した様に、煉族と共になるキーワードは、「ヌビリム」 と 「巨神兵」 になるだろう。
龍帝ティアマトも、巨神兵に対する情報を得る為に、竜信徒を使ってウダス神殿地下を攻略している最中であり、
(入口近くから中盤まで竜信徒がいる理由がこれだ)
天族と魔族も、アビス、及び、テオボモスで巨神兵の痕跡を探すのに没頭している状況。
現在としては、ヌビリムに目を向けた煉族が、巨神兵に対する情報を探し出す可能性が高いだろう。
アイオンビジョン映像で公開された巨神兵。ウダス神殿地下へ行けばこれらを組み立てている姿を見られる
以前公開されたアイオンビジョン映像でも、巨大な巨神兵が登場しただけに、
以後のアップデートでも巨神兵は重要な役目をする可能性が高い。
それだけに、以後ストーリーでも煉族が意外に重要な役目をするかも知れない。
投稿者 (む) : 2010年12月12日 10:43
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コメント
おー
ストーリーの解説すくないからこういう記事はうれしいね。
1.9のミッションの続きのほうがきになる・・・