2010年11月 8日
韓国 BOT使用者への永久停止約款は正当 最高裁確定判決[ 情報・ニュース等 ] Tweet
BOT を一回使っただけで、そのアカウントに永久的な利用停止措置を
行うのは、ゲーム利用者には行き過ぎる程の過酷で不当で不利な
政策では無いか、また、ゲームアカウント 3個以上制裁された場合、
該当の利用者の残り全てのゲームアカウントも一括に制裁されると言う、
所謂「三振アウト」ゲーム運営政策は不当だという最高裁の判決が
11月 8日出た。
最高裁判所第2部は、最近ゲーム利用者が NCsoft を相手にした
アカウント利用中止措置解除訴訟で、原告の上告を破棄し、
NCsoft のゲーム約款は正当だという原審判決を定めた。
(inven)
ゲーム利用者 Aさんは、去る 2007年約款に禁止された自動狩りプログラム(BOT)を使用した際、
3個のアカウントが制裁にあった挙げ句、全てのアカウントも同時に制裁されるという該当の約款は
違法だという訴訟を申し立てた。
2009年 1月、裁判所が会社の約款は正当だという判決を下すと、Aさんは訴訟を行い、
その年の 12月、2審判決でもやっぱり、「該当の規定はゲーム内の秩序維持の為に必要であり、
適切な方法の為、約款規制法に引けを取らない有効な規定だ」と判決されると、Aさんは最高裁に上告した。
今回の判決を受けて、NCsoft 広報課長は、
「今回の最高裁判決で、BOT利用アカウントに対する永久停止,三振アウト,ゲーム運営政策の
正当性、及び、有効性の論難が完全に解消された。
これによって、正々堂々とゲームを楽しむ文化が拡散していくキッカケになったら良いだろう」 とコメントした。
投稿者 (む) : 2010年11月 8日 14:00