2010年1月18日
IDアイテムまで取引?アイテム獲得方法の多変化が必要だ![ AION - 1.5特集 ] Tweet
取引不可アイテムの武器取引。実は別に珍しくない話だ。
アイテム所有権以前のルールを巧みに利用した方法で、
オープンベータ時代から大っぴらに成り立っており、正式サービススタートと
共に出現した「炎の神殿」の登場で完璧に有力な候補に上がった。
クロメデシリーズと共に完全に席を取った武器取引
その後、特別に変わった事無しに 1年が経過した。
暗黙的に成り立つインスタンスダンジョン武器販売方式。
アイオンの低いドロップ率を助ける唯一の方法か?
それともインスタンスダンジョンルールを崩す非正常的な方法か?
(ゲーム朝鮮)
●インスタンスダンジョン武器取引の場。短所は?
インスタンスダンジョンでネームドモンスターがドロップする全ての装備は、
基本的に「取引不可」属性が付いている。
これは該当のアイテムを得る為には、必要なユーザーが直接クリアをする事で
報償を得る事が出来る様にするという「報償概念」の性格を称えている。
だが、ここで武器の売値が発生する事で、直接インスタンスダンジョンをクリアしなくても
報償アイテムを得る事が出来ると言えば、意図しない現象が発生していると言えるだろう。
現在、インスタンスダンジョンのドロップアイテム取引方式は正常な方法では無い。
アイテム所有権放棄のルールを迂回して利用した方式で、ルール自体には大きな虚点がある。
その為、悪意的な詐欺手法にあったユーザーの被害事例も度々上がってきている。
典型的な詐欺パターン
また、ダイス1順位で武器所有権を認められた職業が、
自分に必要の無いアイテムもダイスを振って所有権を得て該当のアイテムを販売し、
その金額を一人で丸儲けする事例も登場しており、これによる論議も大きくなっている。
ダイス1順位所有権者がアイテム販売金額を丸儲けするのか?
ダイス2順位所有権者にも機会が与えられなければならないのか?
或いは販売金額をパーティー員全員で分配するのか?に対する紛争だ。
だが、それと比例する様に面白い事実もある。
実際ユーザー達が長い時間プレイする事で自分が願うアイテムを得るという通常の方式よりも、
お金を支払って願うアイテムを得るという方式のシェアの方が相対的に上回っているというのだ。
ルールを巧みに迂回して出た方法が相当数のユーザー達の呼応を得て、
むしろ一つの方法として位置付けをしてしまったのだ。
そして、この背景にはアイテムドロップ率の問題が根深く作用している。
これは、アイテムが最終目的となる現アイオンで、
ゲームを楽しむユーザー達が根付かせた一つの方法として見られている。
しかし、アイオン全体的に見ればあまり良い現象としては見られない。
インスタンスダンジョン報償概念で存在しなければならないインスタンスダンジョンアイテムが、
少しの手続きさえ掛ければ、単純にゲーム通貨で取引可能だという事は問題になるしかないのだ。
これは仲介にアイテムが上って来るまで待ってから手に入れる事と特に違う所が無いからだ。
仲介で珍しい出物を待つという心情で全体チャットを見る様になる
今後のアップデートにも確かにインスタンスダンジョンが登場する筈で、
そこでドロップする多様なアイテムがまた他の目標となり、
ユーザー達の気を引く様になる事は明らかだ。
しかし、この様なアイテムでさえギーナで換算出来る様になったら、全く同じ論議が発生する筈だ。
ギーナさえあれば幾らでも挑戦が可能な 50 ディーバニオン 4次クエスト。
ギーナさえあれば手軽く揃える事が出来るアビスエリートセット。
ギーナさえあれば出物が出る度に購買可能なアヌハルトセットとドラゴンゴッドリーダーセット。
本来、それぞれの目的に当たる様、多様な獲得ルートを用意しておいて、
多様なユーザー達のプレイ方式で全員を満足させる事が出来る既存のコンセプトから脱して、
結果的に全てのアイテム獲得ルートがギーナに寄り掛かる様に変質されている事は、
確かに気を付けなければならない部分なのを忘れてはいけない。
これら全ての武器がギーナだけで求める事が出来るとしたら…?
●これはよりもっと根本的なアイテムコンテンツの問題!
これが問題で、そして変わらなければならない部分ならば、
初めからインスタンスダンジョンで現在パーティー構成に当たらないアイテムが出た時、
第三者に譲与出来る様にする入札システムを構築するとか、
初めから所有権以前のルールの虚点を利用した現在の取引方式を不可能にさせるとか、
既存の方式を阻む方法もある事はある。
しかし、現在の状況では武器取引による利益が大きい為、この部分に触れる事は実は大変な事だ。
むしろ、インスタンスダンジョンドロップ率に轢かれたユーザー達としては不満を漏らすでしょう。
すなわち、現在の状況はタハバタ武器の様に初めから取引不可能な状況を作成するか、
或いは、インスタンスダンジョン入場ルール,所有権放棄ルールを修正する事で
源泉封鎖する事を阻むのでは無く、この様な問題が発生する様になった根本的な原因を
見詰める必要がある様に見える。
ユーザー達がアイテムに向けて近付く事が出来る様にしておいた既存の方法
・PvP,RvR を楽しむユーザーにはアビスアイテムを。
・インスタンスダンジョンプレイを楽しむユーザーはインスタンスダンジョンアイテムを。
・フィールドボスレイドを楽しむユーザーならレイドアイテムを。
・製作と生産,そしてアイテムを購買して使う様に願うユーザーなら製作アイテムを。
・クエストを通じてストーリーを楽しむユーザーならクエストアイテムを。
この様に各自のプレイ性向だけでもアイテム欲求を満たしてくれる事が出来る様に、
本来の主旨を取り戻さなければならない。
●報償は報償をもっての位置をはっきりと守ってくれなければ
前記のインスタンスダンジョンから出るアイテムは、ユーザーのプレイに対する報償概念だ。
これを必要なユーザーにギーナで売却すると言う事も報償として見るのは不可能では無いが、
コンテンツ的な側面では、結局自分の肉を削っている事に過ぎない。
そして、ここで一番もっと根本的な問題がある。
こんなに自分の肉を削っているというのに、アイオンのインスタンスダンジョンは、
ユーザー達が単純に報償を狙うにはその壁があまりにも高いと言う事だ。
「インスタンスダンジョンでアイテムは出るんですか?」
すなわち、現在の非正常的な方式がそのまま修正されても、
アイテムに対する喉の渇きを癒すには法外に不足だ。
もちろん運が良い人なら、ただ一回のパーティーで願うアイテムを得る事が可能かもしれない。
しかし、運では無く、努力でアイテムを得る事が出来る水準の変化を望む事の方が
正常な欲求では無いだろうか?
投稿者 (む) : 2010年1月18日 01:19
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コメント
取引不可のアイテムまでギーナを介して取引できるようになると
RMTやBOTの利用を促進させるようでちょっと嫌ですね…
今現在ですらギーナの比重が設計想定より高いのではないでしょうか。
50デイーヴァクエには激しく同意します
ミラジェント聖騎士の大半がRMT利用者で間違いないです
別に偽りでも何でもなく真実を述べてるだけです
IDのボスないしNMD討伐時点にパーティーに入っていないキャラには、仮にIDに入れてもドロップを拾えない。
そうするだけでいいのにな。